大津市の地域活性化や、にぎわい創出を目的に、貸しビル業を手がける森田ビル通商(大津市)が、民間主導の街づくりプロジェクトを始めた。まずはJR大津駅東部の飲み屋街を「ニューディープ大津」と名付けて電光看板などを設置し、イメージアップを図る。

JR大津駅前の「ニューディープ大津」の完成イメージ=森田ビル通商提供JR大津駅前の「ニューディープ大津」の完成イメージ=森田ビル通商提供

 大津は他県からの若者らの流入が少なく、滋賀県草津市や守山市に比べて駅前のにぎわいが少ない――。そう感じた同社の森田宏史社長(46)が企画。第1弾はニューディープ大津プロジェクトで、飲食店8店舗が並ぶ駅東部の路地裏に電光看板や計8個のレトロなちょうちんを設置する。ここで焼き肉店「
甫(はじめ)
」を経営する吉原甫代表(41)らが中心となり、暗い路地裏を明るく、懐かしさの残る「大人の隠れ家」へ発展させるという。

 さらに、街のシンボルを確立しようと「I●02」(アイ・ラブ・オオツ)のロゴも考案した。米ニューヨークの観光キャンペーンで使われた「I●NY」(アイ・ラブ・ニューヨーク)がヒントで、看板やポスターを街中に置くほか、Tシャツやステッカーといったグッズの販売も視野に入れる。

 100万円を目標に5月末までクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で支援金を募り、事業費に充てる。

 「人の笑顔がいっぱいにあふれる大津にしたい」と森田社長。吉原代表は「個性の強い魅力ある店が並んでいるので、回遊して色んな店を知ってもらいたい」と話した。

 今後は市中心部のナカマチ商店街などに事業を広げていく予定という。

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「I●02」のロゴをあしらったグッズ=森田ビル通商提供「I●02」のロゴをあしらったグッズ=森田ビル通商提供
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