「7月17日の閉会日までにはルートが決まる」富山県の新田知事は14日の定例会見で、北陸3県の知事とともに政府・与党に対して行った北陸新幹線の早期延伸を求める中央要望は「絶対に守っていただきます」との念押しを込めた要望だと語りました。
【写真を見る】「絶対に守っていただきますよね」北陸新幹線 敦賀以西ルートのゆくえ “富山県” 新田知事 念押し要望を経て見解示す「7月17日の国会閉会日までにルート決まると認識」
北陸新幹線の大阪延伸をめぐり、富山県知事は5月12日に東京で北陸3県による中央要望を実施しました。
要望先は政府のほか、自民党のPT(プロジェクトチーム)および日本維新の会。与党の整備委員会がすでに今国会の会期内にルートを決定するとしていることを踏まえたものだったとしました。
14日の記者会見で新田知事は「絶対に守っていただきますよねという、いわば念押しとして、5月12日の中央要望は行ってきたと言ってもいいと思います」と述べました。
要望に先立つ5月7日には富山県内で決起大会を開催し、「1日も早く大阪まで乗り換えなしで行けるように」との決議を採択していました。
■日本維新の会も「今国会中にルートを決める」と明言
日本維新の会が国土交通省鉄道局長の発言に対して謝罪と撤回を求める会見を開いたとする報道について問われた新田知事は、「鉄道局長の発言というのをちょっと承知していませんし、それに対して日本維新の会がどのようなことをおっしゃったのかも現時点では把握していない」と前置きしたうえで、要望活動での会談を振り返りました。
維新の会の前原共同座長との面会では、「今国会中にルートを決めるということははっきりとおっしゃったと私は受け止めています」と語り、議論が先送りになることはないとの見通しです。
■令和9年度の認可・着工を目指す工程
ルート決定後の見通しについて新田知事は、次のような流れを示しました。
▼ルート決定後(8月中下旬を想定)、北陸新幹線建設促進同盟会全体の決起大会および中央要望を実施
▼令和9年度政府予算の概算要求前に要望活動を集中させる
▼令和8年度中の認可取得、令和9年度中の着工につなげる
新田知事は「概算要求に向けてその時期に同盟会全体としての中央要望大会及び中央要望を行おう」とし、令和9年度の着工実現を目指す考えを明確にしました。
チューリップテレビ
