【写真を見る】金沢競馬場の大規模浸水で石川県が競走馬の避難計画を検討へ 金沢市は“内水氾濫”対策に大型ポンプ場の設置検討へ

金沢競馬場は線状降水帯による大雨で施設の全域が浸水し、競走馬およそ600頭が水に浸かり身動きがとれない状態となったほか、厩舎のほとんどが床上浸水する被害を受け現在レースが中止されています。

20日開かれた県議会の環境農林建設委員会で、レースの再開に向けた現状の確認や、浸水被害を受けた厩務員の住居の確保について質問が相次ぎました。

■16日から調教を開始、1日も早くレース再開を目指す

自民党・田中敬人県議「職員や厩務員のみでなく競走馬をいかに移動させるかが大事。避難計画の見直しが求められているのでは?」

県競馬事業局・中山隆志局長「馬の避難計画は金沢競馬場でもっていない。全国どの地方競馬場も持ち合わせていないのが実態。県としては馬房をお貸ししている立場だけど関係者一丸となって馬の避難計画についても検討していきたい。」

避難していた87頭の競走馬のうち56頭が戻り、16日から調教を開始していて、金沢競馬場は1日も早いレース再開を目指したいとしています。

■金沢市は、排水が追い付かない「内水氾濫」受け、大型ポンプ場の設置検討

一方、河北潟周辺の広い範囲で川や下水道の排水機能が追いつかない内水氾濫が発生した金沢市。

村山卓市長は、近岡町に大型のポンプ場の設置を検討していると述べました。

金沢市・村山卓市長「今すぐ来年から水がつかないという対策は難しいと思うが今後に向けて長期的になるが対応している」

今回の大雨を受け、市は農業や河川、土木施設の復旧復興に向けたプランやなりわい再建の支援策を9月補正予算案に盛り込む方針です。

北陸放送

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