
5月5日、ウクライナ南東部ザポリージャ市で撮影 Handout via REUTERS
[キーウ/ザポリージャ 5日 ロイター] – ウクライナがロシアに提案した一時停戦の開始日時が迫る中でも双方による攻撃は続き、ウクライナでは5日だけでも少なくとも25人が死亡した。ロシアは特にウクライナ東部に対する攻撃を強めている一方、ウクライナはロシア領土の奥深くにある製油所などへの攻撃を続けている。
ロシアのプーチン大統領は、9日の対ドイツ戦勝記念日に合わせ8日から9日にかけて2日間の停戦を実施すると表明。これに対しウクライナのゼレンスキー大統領は、6日午前0時から停戦を実施すると表明。ゼレンスキー氏は一時停戦が終了する期限は指定しておらず、ロシアに同調するよう求めている。
指定している停戦の日時が食い違っていることで、停戦が実現するか不透明な中、双方は攻撃を継続。ウクライナ南東部ザポリージャ市では、ロシア軍による空爆と無人機(ドローン)攻撃で少なくとも12人が死亡。前線に近いクラマトルスク市では、空爆で少なくとも5人が死亡した。南東部のドニプロでもロシア軍の攻撃があり、少なくとも4人が死亡した。このほか、ロシア軍は夜間に中部ポルタワ州のガス生産施設を攻撃し、少なくとも4人が死亡した。
ゼレンスキー大統領は「こうした攻撃に軍事的な意味は全くなく、極めて冷酷な無差別テロ攻撃だ」と非難している。
ウクライナもロシアに対する攻撃を続けており、ロシア中部チュバシ共和国でウクライナによるドローン攻撃で少なくとも2人が死亡。このほか、ウクライナとの国境から約800キロメートルの距離にあるキリシ製油所がウクライナによるドローン攻撃を受け操業を停止した。キリシ製油所はロシア第2の規模を持つ製油所で、これまでもドローン攻撃を受けている。
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