終戦の日の15日、山梨県内でも式典が開かれ、太平洋戦争で家族を亡くした遺族らが故人を追悼しました。
【写真を見る】山梨県遺族会 会員数はピーク時の6分の1 終戦の日に護国神社で県下戦没者追悼式
甲府市の護国神社で行われた県下戦没者追悼式には、遺族ら約100人が参加しました。
父を亡くした福田紘さん(83)
「(父の)遺骨も何もないし、いまだに冷たい海の中で戦争って残酷ですよね。戦争をして勝っても負けてもどっちにしても心に傷が残る。かわいい子どもたちが犠牲になったり、戦争は絶対にしてはいけない」
県遺族会によりますと、高齢化で遺族会の会員はピーク時の6分の1の3100人に減りました。
遺族会は青年部を立ち上げるなどして、悲劇の記憶を継承したいとしています。
県遺族会 藤巻進理事長
「80年という年はわれわれにとって大変長い年だった。われわれの気持ちを伝えながら、それを語り継いでいただきたい」
こうした中、甲斐市の喫茶店では戦前、友好の象徴としてアメリカが日本に贈った「青い目の人形」が展示されています。
当時、贈られた約1万2000体の人形はほとんどが戦時中に壊されてしまいましたが、 この人形は県内で見つかった6体目の人形だと考えられています。
終戦の日に合わせ、人形には平和への思いを託した折り鶴が添えられていました。
