
大豆の “カメムシ”多発…平年の4倍超 県が病害虫発生注意報 8月9月の高温で“さらに活発化”のおそれも 富山
大豆に吸い付くカメムシが多発しているとして、富山県は15日、「病害虫発生注意報(第6号)」を発表しました。県内全域でカメムシ類が多く確認されていて、収穫を控える大豆の被害が心配されています。
富山県の大豆の病害虫発生予察定点調査では、払い落とし調査で確認されたカメムシ類は、平均0.58匹と、発生の多かった前年(0.57匹)並みで、平年(0.13匹)の4倍を超えています。
調査が始まった2002年(平成14年)以降で最も多い数値となっています。
県によりますと、特に「イチモンジカメムシ」と「トゲシラホシカメムシ」の発生が目立っているということです。
写真提供:富山県農林水産総合技術センター
特に8月から9月にかけての気温が高くなるとの予報があることから、カメムシ類の活動がさらに活発になると予測されています。
富山県は防除対策の徹底を呼びかけ
1. サヤが伸長期と実がなる時期、2回の基本防除を確実に実施する
2. 基本防除後もカメムシ類が確認される場合は、追加防除を行う
3. 山際、河川敷近くなどは事前に追加防除を検討する
4. 薬剤抵抗性の発達を防ぐため、同一系統の薬剤の使用を避ける
カメムシによる被害 (写真:富山県農林水産総合技術センター)
大豆の青立ち症状(写真:富山県農林水産総合技術センター)農薬散布は周辺住民への十分な周知時を
富山県は農薬散布を行う際は、周辺住民への事前周知や周辺作物・住宅地への飛散防止を徹底するよう注意を呼びかけています。また、使用回数や使用時期などの基準を守ることも大切としています。
このほか、養蜂が行われている地域は、農薬散布前に養蜂業者へ連絡するなど、ミツバチへの影響を最小限に抑える対策も必要です。
詳しい情報は、富山県農業研究所のホームページで確認できるということです。
