公開日時 2025年06月16日 05:00

北米県人会 活性化議論 文化継承や連携強化サミット本会議
北米沖縄県人会サミットで報告するワシントン州県人会の代表者=14日、米ロサンゼルス市内(県提供)

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琉球新報朝刊

 米ロサンゼルス市内で14日、北米沖縄県人会サミットの本会議が開かれた。玉城デニー知事のほか、北米の各沖縄県人会から約40人の代表者が参加。県人会活動の活性化や県人会同士の連携強化について議論し、解決策を県に提言した。
 県人会サミットは2027年に開催する「第8回世界のウチナーンチュ大会」に向けた新たな取り組みの一つ。大会に向け、沖縄に住んでいる家族や親戚らと一緒にセレモニーに参加できる仕組みづくりや、県人会長と民間大使の会議に若い世代のジュニアリーダーを加えることなどの提案があった。
 文化芸能を通じた交流については、芸能スキルを持った若者を定期的に海外県人会へ派遣することや、米国各地の芸能指導者をデータベース化して交流を促進するという提言があった。カルガリーオキナワクラブは、沖縄県議会から寄贈された太鼓を使い、今年8月のカナダ移民125周年記念式会で初めてエイサーを披露すると報告した。
 北米エリアの県人会同士の連携について、県人会連合会などの組織を立ち上げて結びつきを強化し、沖縄の伝統の保存と継承を促進することや、オンラインやSNSを活用して、各県人会のイベントを定期的に配信するなどの提言があった。
 玉城知事は、設置を検討しているウチナーンチュセンターが県人会の活性化の重要な役割を担うなどと発言。「提言を踏まえ、事業を推進していけるよう真(しん)摯(し)に取り組んでいく。共に未来を描いていけるようにしたい」と決意を述べた。
(稲福政俊)

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