ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.09.29 09:19

韓国とウクライナが北朝鮮軍捕虜の送還公開問題をめぐって外交的な見解の相違を見せる中、親ロシアメディアが人工知能(AI)で加工した画像や歪曲(わいきょく)報道を動員し、両国の対立をあおる世論工作を展開している。27日(現地時間)、ロシア通信社「REGNUM(レグナム)」や親ロシアメディア「レンタ・ノボステイ・キエバ」などは、李在明(イ・ジェミョン)大統領がウォロディミル・ゼレンスキー大統領を非難したという内容の記事を報じた。

特にレンタ・ノボステイ・キエバは、報道の過程で、李大統領がゼレンスキー大統領の頬をたたくような様子を演出したAI合成画像を添付して拡散し、物議を醸した。

これらのメディアは、李大統領がソーシャルメディアを通じて明らかにした「私利私欲のために他人の生命と国家安全保障を害する人」という一節を、ゼレンスキー大統領を狙った発言だとして事実と異なる形にゆがめた。

しかし、この発言は捕虜送還をめぐる非公開措置について批判攻勢を繰り広げる韓国国内の野党に向けた発言だとの分析が支配的だ。

またREGNUMは「韓国は紛争への介入を避けるため、ウクライナへの武器支援を拒否している」とし、「今後ロシアとの関係修復を望んでいる」と我田引水的な解釈を付け加えた。

これに対して専門家は、両国間の微妙な外交的な隙間に乗じて、フェイクニュースやAI合成画像を動員して世論を扇動しようとする親ロシアメディアの心理戦に注意が必要だと助言した。

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