
海外空港 航空ニュース
現地時間9月8日午後、イギリスの航空管制(NATS)において大規模なシステム障害が発生し、ロンドン・ヒースロー空港やガトウィック空港をはじめとする英国内の主要空港で、数時間にわたり空の便がストップする事態となりました。同日夜にシステム自体は復旧したものの、欧州全域にフライトが分散した影響により、運航スケジュールの正常化には時間を要する可能性があります。
障害の引き金となったのは、スワンウィック管制センターにおけるフライトデータ処理システムの不具合でした。この影響で英国空域の管制処理能力が著しく低下し、空域全体の制限が行われることとなりました。
これにより、ロンドンへ向かっていた多数の到着便が、パリ、フランクフルト、アムステルダム、ダブリンなど、欧州各国の主要ハブ空港へのダイバートを余儀なくされました。
NATSは同日19時30分過ぎに「技術的な問題は解決し、通常業務を再開した」と発表しました。しかし、欧州各地にダイバートした便が多数発生していることから、各航空会社における機材および人員調整が難航しており、運航ダイヤが完全に正常化するまでにはまだ時間を要する可能性があります。
イージージェットやブリティッシュ・エアウェイズをはじめとする運航各社ではすでに数百便規模の欠航が発生しており、玉突き的な影響は翌日以降のスケジュールにも波及することが確実視されています。Photo : Heathrow Airport
ロンドン・ガトウィック空港、第2滑走路の恒常運用に向けた拡張計画が本格始動 同時運用可能へ
ロンドン/ヒースロー空港、第3滑走路を建設した際は財務状況が悪化し利用料金引き上げの可能性
イギリス新政権、ヒースロー空港の第3滑走路の建設を推進する方針
