
英国・ドイツでXperia 1 VIII向けAndroid 17の配信がスタートしました。
日本での提供時期はまだ発表されていませんが、英語版ヘルプガイドには外部ディスプレイを独立した作業画面として使える「デスクトップモード」をはじめ、多数の変更点が掲載されています。ひと足早く、Android 17でXperiaがどう変わるのかチェックしてみます。

こんにちは、店員佐藤です。
ソニー英国のサポートページで、Xperia向けAndroid 17の新機能が公開されています。一番大きく紹介されていたのが外部ディスプレイをパソコンのように使えるという「デスクトップモード」でした。
今もディスプレイのミラーリング表示という機能は搭載されていて、Xperia 1 VIIIにモバイルディスプレイを接続すると、Xperiaの画面を外部ディスプレイにミラーリング表示できます。それにマウスとキーボードをBluetooth接続すれば、ほぼPCスタイルでの操作ができます。
Xperiaがパソコン代わりに? ソニー英国がAndroid 17の新機能を公開ソニー英国が公開したXperia向けAndroid 17の新機能を紹介。外部ディスプレイで使えるデスクトップモード、壁紙・アイコンのカスタマイズ、クイック設定、画面録画、AI Camera Assistantの変更点と対象機種を確認します。
今のところ、まだ、ミラーリングしか試せていませんが、さて、これが実際はどういうふうになるのか、楽しみです。ヘルプガイドで確認ができるでしょうか?
☆ソニー英国「Xperia 1 VIII ソフトウェアリリースの概要」
まずは公開されたXperia 1 VIIIのソフトウェア・リリースについてのお知らせは上記のリンクでご覧になれます。
日付:2026年9月7日
ソフトウェアバージョン:73.1.A.2.61
改善内容:Android 17 OS アップグレード
という内容になっています。
☆ソニー英国「ソフトウェア アップグレード概要」
こちらは前回お伝えしたAndroid 17の概要ページです。その後、9月7日付でXperia 1 VIII向けのAndroid 17 OSアップグレードがソフトウェアリリースページに掲載されています。
概要案内のページの下部にヘルプガイドへのリンクがあるのですが、こちらは使っているブラウザの言語設定で対応する言語に振り分けられるようで日本語環境でアクセスしても未公開のコンテンツになってしまいます。英語での表示にすると英語のヘルプガイドがご覧になれます。
人気のトピックとして次の3つの機能がピックアップして紹介されていました。
☆ソニー英国「Xperia Android 17のアップデート機能 ヘルプガイド」
やはりデスクトップモードは注目ですね。
ヘルプガイドをブラウザの翻訳機能で読んでみると、詳細についての案内が判明しました。
■Xperiaが外部ディスプレイでPCのように使える『デスクトップモード』

あいにくヘルプガイドには実際にデスクトップモードで動作しているときの画面などは掲載されていませんが「外部ディスプレイに複数のアプリ画面を表示でき、コンピュータと同様にアプリを操作できます。」とありました。ミラーリングとは違う動作をします。

※掲載している画面写真は、現在のAndroid 16搭載Xperiaで撮影したものです。
現在は、USB接続をしたときに外部ディスプレイへ表示する方法として「ミラーリング」しか選べませんが、Android 17のヘルプガイドでは「デスクトップ」と「ミラー」の2つが表示されています。
「デスクトップ」を選ぶと、スマートフォン本体の画面をそのまま映すミラーリングとは異なり、外部ディスプレイ側に専用のデスクトップ画面が表示され、複数のアプリを並べて操作できるとなっています。
利用にあたっては、下記の注意事項も案内されています。
端末を外部ディスプレイに接続するには、ケーブルやドッキングステーションなどの周辺機器をあらかじめ用意する必要があります。ドッキングステーションを使って有線接続する場合は、まずキーボードやマウスなどの周辺機器と外部ディスプレイをドッキングステーションに接続します。その後、ドッキングステーションを端末に接続します。
接続方法は、外部ディスプレイや周辺機器によって異なります。接続する機器の取扱説明書をご覧ください。
外部ディスプレイや周辺機器によっては、この機能に対応していない場合があります。
ヘルプガイドはpdfファイルでも用意されていて、27ページにわたり、新機能だけでなく操作方法や設定項目の変更点が案内されています。
■Android 17で変わるクイック設定とスクリーンレコーディング

※掲載している画面写真は、現在のAndroid 16搭載Xperiaで撮影したものです。
主な変更点のひとつが、クイック設定パネルです。
画面上からスワイプして呼び出すクイック設定では、タイルの配置やサイズを変更できるようになります。現在は同じ大きさのタイルが並んでいますが、Android 17では用途に合わせてサイズを変えられるようです。
また、編集画面には変更をひとつ前に戻す「Undo」や、タイルを削除する操作、設定を初期状態に戻す「Reset」も用意されています。まだ実機では試せていませんが、レイアウトをいろいろ試しながら調整しやすそうです。
さらに、現在の「インターネット」タイルは「Wi-Fi」と「モバイルデータ」に分かれます。ただし、Wi-Fi機能そのものをOFFにする場合は、Wi-Fiタイルを長押しして設定画面から操作する、とヘルプガイドには案内されています。

※掲載している画面写真は、現在のAndroid 16搭載Xperiaで撮影したものです。
スクリーンレコーディングも設定画面が変更されます。現在はふたつの設定項目があり、単一アプリなのか画面全部を録画するのか、音声の選択を3つから行う、というスタイルになっていますが、ヘルプガイドでは「デバイスの音声」「マイク音声」「タップ操作」の記録をするかどうかのオンオフになっています。
当店のAndroid 16搭載Xperia 1 VIIIで確認した範囲では、できること自体は大きく変わらず、主に操作画面が整理されるようです。
■HDR表示やカスタマイズ機能もアップデート

※掲載している画面写真は、現在のAndroid 16搭載Xperiaで撮影したものです。
ディスプレイ設定では[Enhanced HDR brightness](HDRの明るさを強化)という項目が増えるそうです。対象機種はXperia 1 VIII / Xperia 1 VII / Xperia 1 VIで、Xperia 10 VIII / 10 VIIは対象外です。
端末上で色の範囲と鮮明さを拡張し、HDRコンテンツをより明るく表示できます。※この機能は、HDR写真や動画そのものを補正するものではありません。
という記載があります。SDRの映像をHDRにするのとは違って、HDRコンテンツの表示の際に色域と鮮明さを拡張するとのこと。
Xperia 1 VIIと1 VIIIでUltra HDRの見え方に違いを感じているので、この設定でXperia 1 VIIIのHDR表示が実際にどう変化するのか、アップデート後に試してみたい機能です。
Xperia 10 VIIのみ追加される項目があり、 [Adaptive color](色の自動調整)というものが追加されるとのこと。端末が使用環境や使用状況に合わせて、画面の色を自動的に調整するそうです。
■そのほかの主な変更点10項目
その他主だった変更点は下記の通り。
ホーム画面のウィジェット表示を変更
ウィジェットに「Featured」と「Browse」のタブが追加され、おすすめウィジェットと一覧表示を切り替えられるようになります。
ホーム画面に「Landscape mode」を追加
従来の「ホーム画面の回転を許可(Allow home screen rotation)」が削除され、「Landscape mode」が追加されます。有効にするとホーム画面を横向き表示に固定できます。
通知パネルのデザインを変更
通知パネルのデザインが変更され、通知履歴、通知の一括消去、通知設定などへのアクセス方法が整理されます。
「壁紙とスタイル」のカスタマイズ機能を拡充
ロック画面の時計について「Style」「Color」「Size」を変更できるようになります。ホーム画面ではアイコンの「Style」と「Shape」も変更できます。
設定メニューを再編
「Security」と「Privacy」が「Security & privacy」に統合されるほか、「Accounts and backup」「Assistant volume」などの項目追加や配置変更が行われます。
アシスタントの音量を個別調整可能に
アシスタントの音量をメディア音量とは別に調整できるようになります。(ヘルプガイド上では特定のアシスタント名までは明記されていません。)
3ボタンナビゲーションの左右配置を変更可能に
ホーム、戻る、履歴ボタンの左右配置を反転できる設定が追加されます。
ちなみに2010年の初代Xperia(海外名Xperia X10)は、物理キーが『メニュー/ホーム/戻る』という配置でした。今回と機能は異なりますが、左右のボタン配置を選べるというところに、ちょっと昔のXperiaを思い出します。
電話の発信先が応答したことを振動や音で通知
発信した電話がつながった際に、振動または音で知らせる設定がPhoneアプリに追加されます。
AI Camera Assistantにカスタムルックを追加(Xperia 1 VIIIのみ)
最大3件のカスタムルックを登録でき、名前の変更や再調整が可能になります。設定はGoogleアカウントへのバックアップにも対応します。
デュアルSIMやWi-Fiのステータスアイコンを変更
デュアルSIMでは2つ表示されていた電波強度アイコンが上下にまとめられた1つのアイコンになり、Wi-Fiの電波強度表示は4段階から3段階に変更されます。
超細かいところではAndroid 17にて「Touch to unlock anytime」が追加され、画面OFF時でも電源ボタンに触れるだけで指紋認証できるようになります。なおXperia 1 VIでは従来の「Press to unlock with fingerprint」設定が削除されます。

※掲載している画面写真は、現在のAndroid 16搭載Xperiaで撮影したものです。
かなりの数の改善案内があるのですが、一番最後に紹介されていたのがこちら。
Video Creatorアプリの変更点:Video Creatorアプリが横向き表示に対応しました。動画編集画面では、アイコンなど一部の要素のみが横向きで表示されます。
当店の日本版Xperia 1 VIIIではAndroid 17へのアップグレード前から同様の動作を確認できました。少なくとも、この変更はAndroid 17へのOSアップグレードだけで初めて提供されるものではないようです。
■XperiaのAndroid 17 アップグレードはいつ?

さてさて、気になるXperia向けAndroid 17の配信状況ですが、英国・ドイツではXperia 1 VIIIで9月7日にアップデート配信が行われています。日本向けの配信時期については、今回のソニー英国ページでは案内されていません。
参考までに、過去のXperiaのOSアップグレード時期を振り返ってみました。
Xperia 1 V
(Android 14)
Xperia 1 VI
(Android 15)
Xperia 1 VII
(Android 16)
Xperia 1 VIII
(Android 17)
Google Pixel
(2023.10.4)
(2024.10.15)
(2025.6.10)
(2026.6.16)
UKモデル
2023.11.14
2024.11.26
2025.9.15
2026.9.7
キャリアモデル
(最速)
2024.1.20
(KDDI)
2025.1.7
(ソフトバンク)
2025.10.21
(ソフトバンク)
未定
SIMフリーモデル
2024.1.25
2025.1.10
2025.10.22
未定
.
Xperia 1 V、Xperia 1 VIでは日本向けのOSアップグレードは年明けの提供でしたが、昨年のXperia 1 VIIでは10月に提供されており、以前より早い時期にアップグレードされています。
Google Pixel向けの配信はAndroid 14・15が10月、Android 16・17が6月となっています。
表の国内SIMフリーモデルでは、Pixel向け配信から約3~4か月後にアップグレードが提供されています。Xperia向けのAndroid 17提供時期は、現時点では公式発表待ちです。
モデル
発売年
現在のOS
OSアップグレード
保証
Android 17
ヘルプガイド掲載
最終OS
の目安
Xperia 1 V
2023年
Android 15
2回
×
Android 15
Xperia 5 V
2023年
Android 15
2回
×
Android 15
Xperia 10 V
2023年
Android 15
2回
×
Android 15
Xperia 1 VI
2024年
Android 16
最大3回
○
(最終アップグレード予定)
Android 17
Xperia 10 VI
2024年
Android 16
2回
×
Android 16
Xperia 1 VII
2025年
Android 16
最大4回
○
Android 19
Xperia 10 VII
2025年
Android 16
最大4回
○
Android 19
Xperia 1 VIII
2026年
Android 16
最大4回
○
Android 20
Xperia 10 VIII
未発売
–
最大4回
○
–
※最終OSは、各モデルで公表されているOSアップグレード回数をもとにした目安です。実際の提供OSバージョンを保証するものではありません。
今回、ソニー英国のページでAndroid 17の対象機種として案内されているのは、Xperia 1 VIII、Xperia 1 VII、Xperia 1 VI、Xperia 10 VIII、Xperia 10 VIIの5モデルです。日本向けの配信時期や、機種ごとの提供スケジュールは現時点で発表されていません。※対象機種でも、地域やモデルによって配信時期は異なります。
Xperia 1 VIIIは最大4回のOSバージョンアップに対応しています。Android 17へのアップグレードが日本でも提供されるのを楽しみに待ちたいと思います。

Xperiaスマートフォン
SIMフリー対応モデル
Xperia 1 VIII
(XQ-GE44)
ソニーストア価格:
235,400円~
![]()
発売日
2026年6月11日
メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア
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ソニー提携カード決済で3%オフ
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店頭ご利用特典
詳しくは店頭にてご案内しています
.
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