【09月10日 KOREA WAVE】

元韓国サッカー代表監督のフース・ヒディンク氏=2022年5月28日(c)news1

元韓国サッカー代表監督のフース・ヒディンク氏=2022年5月28日(c)news1

2002年サッカー・ワールドカップ(W杯)日韓大会で韓国代表を率いてベスト4進出を果たしたフース・ヒディンク氏が、20年以上が経過した今もイタリア国内でくすぶり続ける「疑惑の判定」を巡る批判に対し、「敗因を審判のせいにするべきではない」と苦言を呈した。イタリアのサッカー専門メディアがインタビューを報じた。

2002年6月18日にあった決勝トーナメント1回戦で、韓国は強豪イタリアと対戦。延長戦の末、FWアン・ジョンファン(安貞桓)のゴールデンゴールにより2―1で競り勝った。

当時のイタリア代表にはパオロ・マルディーニやフランチェスコ・トッティ、クリスティアン・ビエリ、GKジャンルイジ・ブッフォンら世界屈指のスター選手が顔を揃えていた。しかし、試合を裁いたエクアドル出身の主審によるトッティの退場処分やオフサイド判定などを巡り、イタリア側では現在に至るまで「不当な判定による敗戦」とする見方が根強く残っている。

これに対し、ヒディンク氏は「審判に責任を押し付けるのは簡単だ」と反論。試合中にはビエリによる肘打ちなどイタリア側のファウルが見逃された場面もあったと言及した。その上で「当時のイタリアには素晴らしい選手たちが揃っており、圧倒的な戦力があった。それほどの陣容であれば90分のうちに勝利を収めているべきだった」と指摘し、試合後に不満を漏らすべきではないと強調した。

また、ヒディンク氏は決勝点を挙げたアン・ジョンファン氏が、当時所属していたイタリア1部(セリエA)・ペルージャの会長から猛反発を受け、事実上退団に追い込まれた騒動についても言及。「理不尽な対応だ。彼は韓国人であり、自国のために戦っただけだ」と擁護した。

最後に「勝つこともあれば負けることもあるのがサッカーだ」と語り、敗戦の理由を外部に求めるのではなく、結果を直視して受け入れる姿勢が重要だと説いた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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