石川・富山を襲った豪雨災害

令和8年8月27日、石川県・富山県を襲った記録的な豪雨は、石川県羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町、そして富山県氷見市などに大きな被害をもたらしました。羽咋市・氷見市では12時間の降水量が観測史上1位を更新する記録的な雨量となり、住宅の浸水や河川の氾濫、土砂災害による集落の孤立が発生しました。

羽咋市では市内東側を中心に多数の住宅で床下浸水が発生し、土砂災害により一時孤立した集落もありました。水が引いた後も大量のヘドロが堆積した世帯や、床下に水が溜まったままの住宅も少なくありません。〔※上記は8月27〜28日時点の情報です。〕

【中能登町能登部周辺】2026.8.28午前撮影

【羽咋市内の飲食店】2028.8.28午前撮影

令和6年能登半島地震からの復興支援に取り組んできた私たちNRN(能登復興ネットワーク)は、発災直後から現地の仲間・行政・全国の支援団体と連携し、被害状況の把握と支援ニーズの収集を進めています。水害は時間との勝負です。地震のときに培った「ひと・もの・情報」をつなぐ中間支援の力を、今回はより早いスピードで発揮し、一日も早く必要な支援を必要な場所に届けるための活動資金として、みなさまのご支援をお願いいたします。

今回いただくご支援も、これまで能登の皆さまとともに歩んできた経験を大切にしながら、現地に寄り添い、必要とされる支援につなげてまいります。どうぞ、力をお貸しください。

なぜ私たちが動くのか

私たちNRN(能登復興ネットワーク)は、令和6年能登半島地震をきっかけに、能登地域で活動する地域内外の支援団体が参画して発足したネットワークです。それぞれの団体が自律的に活動しながらも、情報を交換し合い、復興に向けたインパクトを最大化できるよう連携しています。

発災直後は避難所の状況把握や物資調整といった緊急支援からスタートし、その後は地域のリーダーを支える人材のコーディネート(右腕派遣)、現状を伝える報告会「シン・いやさか会議」の開催、インタビュー企画「能登の遺伝子」の発信など、能登が「能登らしく」復興していくための活動を続けてきました。

こうした地域内外をつなぐ役割を積み重ねてきた経験を活かし、今回の豪雨においても、現地の状況把握や今後必要となる支援の検討を進めています。

令和6年能登半島地震の際のNRNの活動実績はこちら

今回の豪雨災害へのNRNとしての対応

NRNでは、石川県(羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町)および富山県(氷見市等)を中心に、現地の状況やニーズに応じて、関係機関・団体と連携しながら支援活動を行います。

1.被災状況・支援ニーズの把握と情報共有

現地の担い手、行政、社会福祉協議会、全国の支援団体等と連携し、床上・床下浸水した住宅や商店、被害の大きい地区の状況を把握し、災害支援プラットフォームいしかわ(IPF)での情報共有を行い、必要な支援へとつなぎます。

2.現地の情報発信

令和6年能登半島地震の発災後から続けてきた情報共有会議の運営経験を活かし、現地ならではの解像度の高い一次情報を、分かりやすく発信します。

3.被災地で必要とされる人材のコーディネート

現地には、発災後いち早く支援活動に立ち上がってくださっている団体・リーダーがいます。こうした現地のリーダーが、本来の支援活動に専念できるよう、人材の募集・コーディネートを行い、その活動を後方から支えます。

4.中長期的な復興に向けた体制づくり

今は緊急支援フェーズを最優先とし、地域の状況が落ち着き次第、能登半島地震の時と同様、地域の復興に向けたプロジェクトの支援も検討してまいります。

ご支援の使い道

今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、石川県(羽咋市・志賀町・宝達志水町・中能登町)および富山県(氷見市等)の被災地域において、NRNが主体となって直接実施する支援活動に必要な活動経費として活用します。

主な使い道は、以下の2つです。
①現地リーダーの右腕となる人材のコーディネート
 予定経費:約110万円
②NRNが募集・受け入れるボランティア活動に必要な交通費等(学生向け)
  予定経費:約100~150万円

1.現地リーダーの右腕となる人材のコーディネート

現地には、発災後いち早く支援に立ち上がり、地域の復旧活動を担っている団体やリーダーがいます。

こうした現地のリーダーは、被災者支援や復旧活動に加え、情報収集や関係機関との調整、ボランティア対応など、多くの業務を抱えることになります。

NRNでは、現地のリーダーが本来の支援活動に専念できるよう、災害対応に関する専門性や経験を持つ人材のコーディネートを行い、現地の活動を後方から支えます。

いただいたご支援は、NRNがコーディネートする人材の人件費、交通費等の活動経費として活用します。

主な連携先・活動予定

●中能登町災害ボランティアセンター(中能登町社会福祉協議会)

中能登町災害ボランティアセンターの活動を支える右腕人材を、NRNがコーディネートします。
・活動地域:中能登町
・活動時期:9月~10月 (週2回程度)
・支援内容:災害ボランティアセンター運営補助、ノウハウの提供等  
・予定人数:1名(週2日程度活動)

●民間災害ボランティアセンターおらっちゃ七尾(一般社団法人sien sien west)
おらっちゃ七尾の現地活動を支える右腕人材を、NRNがコーディネートします。
・活動地域:中能登町、羽咋市、氷見市
・活動時期:9月~11月(フルタイム)
・支援内容:現地ボランティアのサポート、受け入れ調整等
・予定人数:1名(週5日程度活動)

※被災地域の状況に応じて、活動期間を延長する場合があります。
※連携先団体は今後増える可能性があります。

2.NRNが募集・受け入れるボランティアの活動に必要な交通費等(学生向け)

水害からの復旧には、被災した住宅や地域の片付け、泥出しなど、多くの人手が必要です。

NRNでは、令和6年能登半島地震の復旧・復興支援に参加してくれた学生たちとのネットワークも活かし、今回の災害においても、復旧の力になりたいと考えるボランティアの募集・受け入れ・活動調整を行います。

ボランティアは、被災した住宅や地域での片付け・泥出しのほか、現地の状況や関係団体との調整のもと、必要な復旧支援活動を行います。学生に限らず、一般の方のボランティアについても、現地の受け入れ先と調整しながら活動につなげます。

特に学生は、遠方から活動に参加する際の交通費が負担となりやすいため、学生の活動に必要な交通費等をNRNの活動経費として負担します。

いただいたご支援は、NRNが主体となって募集・受け入れ・調整する学生ボランティアの活動に必要な交通費等に活用します。

・想定人数:30~50名程度(学生)
・交通費等:1人あたり約3万円を想定
・想定経費:約100~150万円

※対象となる活動や必要経費については、NRNが管理・調整のうえ、NRNの活動経費として負担します。

主な受け入れ先(予定)

●民間災害ボランティアセンターおらっちゃ七尾(一般社団法人sien sien west)
 活動地域:中能登町、羽咋市、氷見市

●NPO法人Love East
 活動地域:羽咋市

●中能登町、羽咋市、宝達志水町、氷見市の災害ボランティアセンター

※受け入れ先団体は今後増える可能性があります。
※活動期間・募集人数は、受け入れ先団体と調整の上、決定します。

今回のクラウドファンディングで募る資金について

今回の活動に必要となる経費は、今後の被災地域の状況やニーズに応じて、支援先や活動内容が増える可能性もあるため、全体で約300万円を想定しています。
これらの活動経費については、本プロジェクト以外にも、別途寄付募集等を行っています。
そのため、今回のクラウドファンディングでは、他の資金源で確保できる見込みの金額を踏まえ、なお不足する活動経費についてご支援を募ります。

スケジュールについて

8月27日~(随時)情報収集・支援ニーズの把握

9月上旬 連携先団体への右腕人材の派遣開始

       受け入れ先団体への学生ボランティアの派遣開始

9月末 クラウドファンディング終了

10月上旬 リターン対応
 

実行メンバーからのメッセージ

木下 徳泰(能登復興ネットワーク代表理事)

震災からの復興途中にある能登の地が、今度は記録的な豪雨に見舞われました。この難局を乗り越えていくために、皆さまのお力添えをお願いいたします。地震のときと同じく、地域内外の力を合わせて、一日も早い復旧に向けて取り組んでまいります。

森山 奈美(能登復興ネットワーク事務局長)

発災直後から、地元の仲間、そして全国の支援者の皆さまと情報を共有しながら動き出しています。水害は一刻を争います。震災のときに築いた連携の力を、今回はより早く、より確実に発揮できるよう努めてまいります。どうか、羽咋・氷見をはじめとする被災地に心を寄せてくださいますようお願いいたします。

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