公開
2026年08月26日 17時55分

産経新聞

 韓国半導体大手SK Hynixが宮城県にメモリー工場を建設する計画が浮上したことについて、宮城県の村井嘉浩知事は8月26日の定例記者会見で「いろんな半導体関連企業にアプローチしたのは事実だが、今回の件で県として何か知り得ているものはない」と述べ、今後も動向を注視する考えを示した。

会見で記者の質問に答える宮城県の村井嘉浩知事=8月26日、宮城県庁(白岩賢太撮影)

 この計画は21日、韓国紙の報道で明らかになった。報道によれば、SK Hynixが宮城県にメモリー工場の建設を検討し、投資規模は数兆円に上る可能性があると業界関係者の話として報じた。計画が実現すれば、韓国の半導体企業として初の日本進出となり、東北エリア全体の地域経済に与えるインパクトは計り知れない。

 ただ、宮城県では台湾の半導体大手、力晶積成電子製造(PSMC)が同県大衡村に進出することを決めながら、2024年9月に白紙撤回した経緯もある。村井知事は会見で「PSMCの誘致には成功したが、先方の都合で頓挫した。今回の件も先方から何も情報提供はなく、私がコメントできる状況にはない」と述べるにとどまり、慎重な姿勢を崩さなかった。(白岩賢太)

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