ユベントス監督時代のピルロ氏(ロイター)

 サッカー元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏(47)の同国代表監督就任が消滅した。ピルロ氏が27日、自身のインスタグラムで「昨夜、自分がイタリア代表監督の候補ではなくなったと聞いた」と明かした。

 現役時代、2006年W杯ドイツ大会優勝に貢献したピルロ氏については、イタリア代表監督就任で合意と地元メディアが報じていた。しかし、ピルロ氏がロシア最大のブックメーカー「フォンベット」のグローバルアンバサダーを務めていることが問題視され、政治家などから反対の声が続出。イタリア連盟も調査に乗り出す意向を示していた。

 UAEのユナイテッドFCで監督を務めていたピルロ氏は、フォンベットとの業務提携は「純粋に商業的・スポーツ的なもの」で、政治的な要素はないと主張していた。だが、イタリア連盟のマラゴ会長が就任を認めなかったとされ、ピルロ氏は「イタリアへの愛は仕事とは関係ない。それは私の歴史、私のアイデンティティーの一部であり、永遠に変わらないだろう」と訴えた。

 ピルロ氏の就任が消滅したことで、同氏を代表監督に推薦した元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏は、同代表のテクニカルディレクター就任からわずか16日で辞任を発表した。3大会連続でW杯出場を逃したイタリア代表は、次期監督候補として現ブラジル代表のアンチェロッティ監督、次いでグアルディオラ前マンチェスターC監督に打診したが、いずれも断られ、ピルロ氏の名前が浮上していた。



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