東電 使用済み核燃料の輸送取りやめ 青森県側が輸送容認せず≪新潟・柏崎刈羽原発≫

東電 使用済み核燃料の輸送取りやめ 青森県側が輸送容認せず≪新潟・柏崎刈羽原発≫

東京電力は柏崎刈羽原発の使用済み核燃料について、ことし9月までに予定していた青森県むつ市の中間貯蔵施設への輸送を取りやめると発表しました。青森県側が輸送を容認していないことが背景にあります。

柏崎刈羽原発は今年度、345体の使用済み核燃料を青森県むつ市にある中間貯蔵施設に輸送する計画です。しかし28日、東京電力は今年度9月までの上期に予定していた138体の輸送を取りやめると発表しました。

背景にあるのは輸送を容認しない青森県側の姿勢です。

中間貯蔵施設からの搬出先となる六ヶ所村の再処理工場はたびたび完成が延期されています。

今年度中の完成が目指されていますが、ことし3月、青森県の宮下知事は次のように表明していました。

(青森県 宮下宗一郎知事)

「なし崩し的にこの使用済み核燃料だけが搬入される環境をつくるわけにはいきません。(再処理工場の)竣工は確実に遅れるだろうと見通しています」

今回の輸送取りやめを受け、東京電力は「6号機の稼働に支障はない」としていて「号機間輸送も選択肢のひとつ」としています。

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