スペインから来た(左から)サラさんとアジエルさん【写真:Hint-Pot編集部】スペインから来た(左から)サラさんとアジエルさん【写真:Hint-Pot編集部】

 世界各地で親しまれている日本食は、それぞれの国の食文化に合わせて、独自の進化を遂げています。初めて日本を訪れたスペイン人カップルも、母国で何度も食べてきたある料理を本場で味わい、その違いに驚いたそうです。「今まで食べたものとは全然違った」と感じたグルメとは、いったいなんだったのでしょうか。

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幼い頃から憧れていた日本へ

 スペイン北部の都市ビルバオからやってきた、サラさんとアジエルさん。ふたりにとって、今回が初めての日本旅行です。

 高校で体育を教えるサラさんの夏休みに合わせ、2週間半の日程を確保。大阪や奈良、京都、高山、東京、沖縄をめぐります。

 アジエルさんにとって、日本を訪れることは幼い頃からの夢だったそうです。

「映画やアニメで日本が身近だったし、でも文化はまるで違うから、どうしても行ってみたくて。スペインでは警察官として働いているから、有給休暇を溜めて、この旅行でまとめて使っているんだ。実際に来てみて、何もかもが違っていて、素晴らしい時間を過ごせているよ」

母国で食べていたものとの違いに驚き

 ふたりが滞在中に楽しみにしていることのひとつが、日本での食事です。スペイン料理とは異なる味わいに触れ、新鮮な驚きを感じているといいます。

「初めて食べるものばかりだよ。和牛は初体験でおいしかったし、ラーメンも最高だった。こういう食べ物は、スペイン料理にはないからね」

 アジエルさんがそう話す一方、サラさんは、母国で親しんできたある日本食について、大きな違いに気づきました。

「私、ずっと寿司が大好きだと思っていたんだけど、日本で食べたら全然別物だった(笑)。もちろんすごくおいしかったよ。スペインではソースがかかっていたり、マンゴーが入っていたりするのが普通だから、日本では一度も見なくてびっくりした。日本では、あれは寿司じゃなかったのね(笑)」

 海外では、ソースやフルーツを取り入れた創作寿司も広く親しまれています。一方、日本では魚介と酢飯を組み合わせた握り寿司をはじめ、素材そのものの味を楽しむスタイルが主流です。

 母国で慣れ親しんだ寿司とは異なる一皿を味わい、サラさんの中にあった寿司のイメージが大きく変わったようです。

(Hint-Pot編集部)

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