
JPSA さわかみ S.LEAGUE 26-27《S.ONE》開幕戦「第30回茨城サーフィンクラシック 河原子プロ」は大会3日目を迎えた。

この日はショートボード男子R-3、ロングボード女子R-1、ショートボード女子R-2、マスターズのクォーターファイナルまでを実施。全19ヒートを消化し、ロングボード男子はオフとなった。

会場は朝から晴天。風はサイドオフから昼前には強めのサイドオンへ変わった。波のサイズはコシハラとややダウン。全体的にワイドなブレイクが目立ち、切れた波を見つければライド可能なコンディションだったが、潮が上げてくるとさらにブレイクしづらくなり、ワンアクションで終わる波も多かった。
川俣海徳
岡野漣
森友二
大音凛太
松永大輝
加藤翔平
鈴木仁
まずはショートボード男子。R-3からはマンオンマンとなり、一気に勝負の色が濃くなる。ベスト8へ駒を進めたのは、川俣海徳、岡野漣、森友二、大音凛太、松永大輝、須田喬士郎、加藤翔平、鈴木仁の8名。それぞれ戦略は異なるものの、積極的に仕掛けた選手が勝利を手繰り寄せる結果となった。
須田喬士郎
このラウンド最大のハイライトは、須田喬士郎と安室丈の一戦。序盤に先制した須田に対し、安室が着実にスコアを重ねて主導権を握る展開。須田は1本目以降、なかなか波をつかめず、残り30秒の時点でニード5.50ポイントという追い込まれた状況に立たされた。
須田喬士郎
しかし、最後にようやく掴んだ波でフルスロットルの2ターンコンボを披露。これがシングルハイエストとなる8.00ポイントを叩き出し、劇的な逆転勝利を収めた。トータルでも14.75ポイント(8.00+6.75)を記録し、この日の最高得点となった。
須田喬士郎
「一安心て感じですね。6.5も出されると思っていなかったのでびっくりしましたね。」と須田がヒートを振り返って語った。
「レフトは相当クオリティの高い波じゃなきゃ点数でないですし、バックサイドの方が点数出しやすい波が多い中で安室丈が相手ということもあって、丈のサーフィンは見ないように集中してできたのが良かったかなと思います。最後の波は自分次第ってところで、転けないようにって感じでした。」
宮崎友祈子
古家伸子
市川梨花
続いてロングボード女子R-1。宮崎友祈子、古家伸子、吉川広夏、内田鈴音、山口晴菜、市川梨花の6名が次のラウンドへ進出した。
吉川広夏
吉川広夏
その中でも吉川広夏は別格のサーフィンを披露。流れるようなノーズライディングと安定したマニューバーで8.00、6.53をマークし、トータル14.53ポイント。シングル、トータルともに女子ロングボードの最高得点を記録した。
内田鈴音
山口晴菜
また、16歳の山口晴菜と13歳の内田鈴音も存在感を示した。ノーズライディングだけでなく、カービングターンを織り交ぜてインサイドまでつなぐ完成度の高いライディングを見せ、堂々のラウンドアップ。
原田來愛
敗れはしたものの、16歳の原田來愛も昨シーズンからノーズの安定感が増し、着実な成長を感じさせた。次戦以降の活躍が楽しみな存在だ。
栗原杏沙
茨城ローカルシードの結果では、ロングボード女子の栗原杏沙がR-1に挑んだものの、惜しくもここで敗退。あと一歩及ばず、JPSA公認プロ登録資格の獲得はならなかった。
鈴木莉珠
松野杏莉
ショートボード女子R-2では、ベスト8が出揃った。勝ち上がったのは脇田紗良、窪田怜、佐藤李、馬場心、鈴木莉珠、松野杏莉、川瀬心那、石田海夏の8名。
脇田紗良
川瀬心那
佐藤李
脇田、川瀬、佐藤の3人は実力者らしい落ち着いた試合運びを見せて順当にラウンドアップ。シングルハイエストは佐藤李の8.25ポイント。
脇田紗良と川瀬心那も8.00ポイントをスコアし、安定感のあるライディングを見せた。トータルハイエストは14.75ポイントで、佐藤と川瀬が並んでトップとなった。
窪田怜
馬場心
石田海夏
一方で、16歳の窪田怜、馬場心、そして13歳の石田海夏は、試合を重ねるごとに存在感を増している。この世代が今後の女子カテゴリーを引っ張っていく可能性を感じさせる試合となった。
東川泰明
小野誠
牛越峰統
脇田貴之
最後に行われたマスターズのクォーターファイナルでは、いよいよトップシード勢が登場。ベスト8へ勝ち上がったのは、東川泰明、小野誠、牛越峰統、脇田貴之、山田桂司、関谷利博、河野正和、牧野優介。
山田桂司
関谷利博
河野正和
牧野優介
昨年度チャンピオンの牛越をはじめ、山田、河野、東川、脇田らがそれぞれの持ち味を発揮し、順当に準決勝進出を決めた。その牙城に割って入ったのが関谷、小野、牧野の3人。シード選手を相手に各々の存在感を示し、ベスト4進出へ向けて名乗りを上げた。
明日のDAY-4は午前7時に選手集合。ショートボード、ロングボード、マスターズの各カテゴリーがスタンバイとなっている。
7/11 DAY-4 ライブは、Abemaにて放送。
https://abema.go.link/8IcuT
スコアはこちらから。
https://sleague.jp/26-27/one_short1_kawarago/
S.LEAGUE:HP
https://sleague.jp/
JPSA:HP
https://www.jpsa.com/

本日は新たなキッチンカーも登場。
クレープやラーメンに加え、TANZAWA Distilleryも出店し、会場を盛り上げている

海から始めるサステナブル・プロジェクト「ReWave」のブースでは、「Surf art & Clean ocean」によるサーフアート環境絵画を展示。海洋環境への想いをアートを通じて発信している。
https://www.instagram.com/surfart_and_cleanocean?utm_source=qr
