バイオものづくりの本格的な拡大には大量の糖が必要だが、精密発酵は現状、主に農業由来の精製糖に依存しており、需要拡大に伴ってその供給や土地利用が障壁となる可能性がある(PDF p13)。

ニュージーランドのスタートアップSolarfermは、この課題を解決するため、農場や食料生産に不可欠な土地と競合しないソリューションを開発している。

創業者兼CEO(最高経営責任者)のGabriel James氏は、サンフランシスコで今年3月に開催されたFuture Food-Techで、「バイオものづくりや精密発酵で、食品や栄養成分、素材を大量生産するには、現在入手可能な量よりもはるかに多くの糖が必要で、糖の供給不足に直面しています」とFoovoに述べた。

精密発酵などの発酵産業が本格的に拡大すれば、現在よりはるかに多くの糖が必要になると同氏は指摘する。

Gabriel James氏 Foovo(佐藤あゆみ)撮影

現在、発酵産業で使われる糖の多くは、トウモロコシやサトウキビなど農業由来だが、その供給は気候変動や人口増加に加え、戦争や物流混乱といった地政学リスクの影響も受けやすい。James氏は、こうした供給不安が今後さらに強まるとの見方を示した。

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インタビュー実施日:2026年3月20日 米国サンフランシスコにて

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