北中米W杯で日本代表はチュニジア相手に歴史的大勝を挙げた。この一戦をブラジルをはじめとした各国メディア、日本通ブラジル人記者、そして元日本代表MF三都主アレサンドロはどのように評価したか。〈全3回〉

 日本が歴史的な大勝を挙げたチュニジア戦は各国でどう報じられたのか。王国ブラジル、さらには関係各国のメディアの報道内容を簡単に紹介しよう。

日本はサプライズ候補筆頭だ

<ブラジル>

 試合を中継したテレビのアナウンサーは、前半4分の鎌田大地の左足の内側で押し込んだ得点に、「ゴーーーール! でも、どうやって入ったんだ? チュニジアのオウンゴールか?」と大混乱。その後、リプレーを見てアクロバチックなゴールとわかり、「芸術的なスーパーゴール!」と手のひらを返した。

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 試合の総括として、「日本が終始、試合をコントロールし、圧倒的な勝利を収めた」と賞賛。「もしラウンド32でセレソン(ブラジル代表)が日本と対戦することになれば、大変な脅威となる」と早くも警戒していた。

 スポーツ紙『ランセ!』電子版は、「W杯通算1000試合目の記念すべきゲームで、日本が試合を支配し、チュニジアを倒した」、「上田綺世が2得点を決め、事実上、ラウンド32進出を決めた」。電子メディア『ge』は「日本が見事な組織力を発揮し、得失点差も稼いだ」、「この大会のサプライズ候補筆頭だ」と褒めた。

<メキシコ>

 メキシコの全国紙『エル・ウニベルサル』電子版は、試合前、メキシコ人が日本人の男女と笑顔で肩を組んでいる写真を掲載。「メキシコと日本が、モンテレイで行なわれた(W杯通算1000試合目という)歴史的な試合でフットボールを通じて友情を育んだ」と報じた。

 また、モンテレイの地元紙『エル・ノルテ』は試合後、日本人ファンが青いビニール袋を広げてゴミを集めている写真を掲載。「日本人ファンは、モンテレイ・スタジアムの清掃に協力してくれた」と伝えた。さらに、日本代表の森保一監督が試合後の記者会見でメキシコ人ファンの応援に感謝したことも記述している。

チュニジア主力「これでは勝てるはずが」

<チュニジア>

 チュニジアの有力日刊紙『ラ・プレス』電子版は、伊東純也が日本の3点目を決めた場面の写真を掲載。「チュニジアがW杯で敗退」と嘆き、主力選手のコメントも載せている。

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