高市総理は「アメリカとヨーロッパの橋渡し役」担えるか 「まとめてシンゾー」メルケル元ドイツ首相も頼った安倍元総理引き合いに 元NHK・岩田明子氏「親しい仲間作ってトランプさんにモノ言える関係を」と提言 2026年06月17日

 

■「ぎりぎり直前、何とかこぎつけた合意」

 

■アメリカとヨーロッパの「亀裂は深い」…日本が橋渡しできるか

今回のG7を語る上で避けて通れないのが、アメリカとヨーロッパ諸国の関係です。

岩田氏はその亀裂を「深い」と一言で表現し、日本が橋渡し役になれるかが注目だと述べました。

【岩田明子氏】「『トランプ1.0』(1期目)のときは、保護主義をめぐって欧州とトランプさんがすごく対立をして、なかなか共同声明が発出できないという状態だった。でも今度はイランの攻撃で、もっと亀裂は深い。

トランプ大統領からしたら『G7何にも協力してくれなかったじゃないか』ということで共同声明を出すというのも難しいですし、途中で帰っちゃうかもしれない。

それを何とかアメリカとの関係維持している日本が、上手に橋渡しをできるかというのは、1つ大きい注目点だと思いますね」

 

■「まとめて晋三」安倍元総理が用いた橋渡しの技法

かつて1期目のトランプ大統領とヨーロッパの首脳が対立した時、調整役を担っていたのが、トランプ大統領と“蜜月関係”にあった、安倍元総理でした。

NHK政治部記者時代に安倍元総理の番記者だった岩田氏は、当時の対応について説明しました。

【岩田明子氏】「当時トランプさんはTPP(環太平洋経済連携協定)を離脱しましたけど、それを見込んでヨーロッパとの関係でEPA(日本とEUとの経済連携協定、イギリスとの二国間経済連携協定)を早くに結んで関係を深めた。

ヨーロッパ各国と、イギリスともドイツともフランスともイタリアとも、各国との関係を強化をする。

だからアメリカとも親しい、ヨーロッパどの国とも親しいということで、全部が味方になっているということで、橋渡しが可能になった」

 

■「親しい仲間を増やして、トランプさんにモノを言える関係に」

では高市総理は、この役割を果たせるのでしょうか。

【岩田明子氏】「メローニさん(イタリア首相)とか、親しい人をだんだん増やして、今回もスターマーさん(イギリス首相)とも会いました。

こうやってどんどん親しい仲間を作っていくことで、トランプさんにモノを言える関係に深めていくということが、これからの日本に求められることかなと思いますね。今回それができたらいいなとは思います」

 

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年6月16日放送)

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