チルド食品物流のダイセーエブリー二十四は、愛知県一宮市に物流安全教育施設「Every24 Safety Academy(ESA)」を開設し、7月16日にオープニングセレモニーを開催する。施設は7月1日に本格始動する予定で、安全教育や人材育成を通じて物流品質を支える人材基盤の強化を図る。

物流安全教育施設を開設
ESAは、一宮市萩原町に整備された約4251m2の教育施設で、「安全教育」「人材育成」「適性診断」「地域貢献」の4つを柱に運営する。施設内にはS字やクランク、縦列駐車、ホーム付け、坂道発進などの実技訓練コースに加え、フォークリフト教育コース、多目的研修室、適性診断室などを備える。
オープニングセレモニーでは施設公開のほか、新人ドライバーが単独乗務できるかを判定する「新人ドライバー検定」を実施する。同社が運転技術や安全意識を評価する実際の検定の様子を外部に公開する初の機会となる。
安全教育では新人ドライバー検定やマイスター認定試験、フォークリフト検定、横乗り指導者研修などのプログラムを実施し、ドライバーの技能向上を支援する。人材育成分野では特定技能人材や中型免許取得者向け研修を実施。一般的な教習所より長時間の実習が可能で、短期間での技能習得を目指す。
また、適性診断では運転特性の分析やカウンセリングを行い、安全運転意識の向上を図る。将来的には国土交通省認定機関の取得も視野に入れる。地域貢献活動としては、子ども向け交通安全教室やトラックの死角体験などを実施し、地域との連携強化にも取り組む。
物流業界において、人手不足や安全対策の重要性が高まる中、同社はESAをグループ全体の教育拠点として活用し、ドライバー育成と安全運行体制のさらなる高度化を進める方針だ。
