<リョーマゴルフ 日高村オープン 事前情報◇14日◇グリーンフィールゴルフ倶楽部(高知県)◇シニアの部6807ヤード・パー72、女子の部6234ヤード・パー72>
【現地写真】“若大将”に“平成の怪物”…本当に日高村でプレーしてる!
15日に開幕した国内シニアツアーの新規大会は、女子プロゴルファーも参戦する“独自の形式”で開催。シニアの部、女子プロの部、さらに最終日はジュニアゴルファーもプレーし、それぞれの部門で優勝者が決定する。これまでにない新しい大会スタイルに、注目も集める。
その舞台になるグリーンフィールゴルフ倶楽部があるのは高知県の日高村。村長で、大会名誉会長も務める松岡一宏氏は、国内シニアツアーとして初となる高知県開催の背景を説明した。
「リョーマゴルフの谷本社長とともにリョーマチャレンジ事業という都会と田舎をつなぎ、田舎を活性化させるという事業をスタートし、多くの協賛金や協力のもと、大会開催に至りました。この小さな日高村が、多くの方に知っていただける、いいキッカケになると思っています。この大会を成功させて、これからも続けていけるようにしていきたいと思っています」
期待されるのは“地域活性化”への萌芽だ。リョーマゴルフ代表取締役で大会会長を務める谷本俊雄氏も、「地方再生とプロスポーツを結び付け、新しい地域創生の形に挑戦していきたいという想いでスタートさせました。ツアー通算386勝の男子プロと女子プロ。そして、原(辰徳)さんや松坂(大輔)さんにも参戦いただき、大いに盛り上げていきたいと思っています。高知の皆様や協賛企業の皆様にもご協力いただき、地域全体でのみんなの大会となっていますし、この大会を通じ、地域が元気になるということを発信していきたい」と思いは強い。
今大会には、アマチュアとしてプロ野球の読売巨人軍で選手、監督として活躍した原辰徳氏や、元メジャーリーガーの“平成の怪物”松坂大輔氏も出場する。
原氏は「高知県出身の方は、非常に高知県を大事にし、地元に対しての愛情を感じます。シニアの大会を開催するということで、少しでも力になればと思い、喜んで出場させていただきます」とコメント。松坂氏も「私が出場することで、少しでも大会をアピールするきっかけになるなら…という想いで出場を決めさせていただきました」と語り、その想いに賛同する。
シニアツアー7年目を迎える藤田寛之も、昨年参戦した米国シニアツアーでの経験を引き合いに、「ジュニアと回るトーナメントもありました。アマチュアの方2人と回る大会ですが、そこにジュニアが入っていましたね。それぞれの順位でやっているとか、日本よりもいろんな多様性を向こうで感じたので、こういう試合がどんどん増えたほうが面白いのではないでしょうか」と、新たな試みへ期待を寄せる。
続けて「自分たちは一生懸命プレーするだけですが、こうやっていろいろな工夫をしてもらえると、やる側も楽しい。見てくれる方も楽しんでいただければ」と、ゴルフ界のさらなる発展につながる一戦として位置づけた。競技がつないだ多くの縁が、大きな息吹につながっていくかもしれない。(文・高木彩音)
