
FIFAの総会に出席するためカナダに到着したイラン・サッカー連盟の代表団がトロントの空港で入国が認められず、引き返していたことが分かった。ニューヨークで27日撮影(2026年 ロイター/Shannon Stapleton)
[バンクーバー/トロント 29日 ロイター] – イランサッカー連盟の代表団は、国際サッカー連盟(FIFA)総会に出席するため今週訪れたカナダ・トロントの空港で入国が認められなかったと明らかにした。これにより、ワールドカップ(W杯)開幕を控えた会合を欠席する見通しになった。
イランのタスニム通信によると、メフディ・タージ会長らを含む代表団はW杯北中米3カ国大会を前にした30日のFIFA総会に出席するため、バンクーバーに向かっていた。有効なビザを所持していたものの、空港の「入国審査官による容認できない振る舞い」を理由に引き返したという。
タージ会長はかつてイランの精鋭部隊であるイスラム革命防衛隊(IRGC)に所属しており、カナダ政府は2024年にIRGCをテロ組織に指定した。同政府は声明で「プライバシー法のため、個別の件にはコメントできない」としつつ、「IRGCの幹部はカナダへの入国を認められていない」と述べた。
タスニム通信は、FIFAがイラン代表団に連絡を取り、ジャンニ・インファンティノ会長がFIFA本部での会談を手配する意向を示したと報じた。
総会の関係者はロイターに対し、FIFAが仲介のためにトロントに代表者を派遣したが、うまくいかなかったと話した。
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