公開日時 2025年08月23日 06:27更新日時 2025年08月23日 13:17

カナダ、対米報復関税を撤廃 通商協議進展へ歩み寄り

 対米報復関税の撤廃を発表するカナダのカーニー首相=22日、オタワ(ロイター=共同)

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共同通信

 【ニューヨーク、ワシントン共同】カナダのカーニー首相は22日、メキシコを含めた通商協定「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の対象品目となる米国からの輸入品に課している報復関税を9月1日に撤廃すると発表した。歩み寄る姿勢を示し、通商協議の進展を目指す。自動車や鉄鋼、アルミニウムへの関税は当面維持する。

 カーニー氏は声明で、撤廃の意義について「両国間の製品の大半で自由貿易を回復することになる」と強調した。米国はカナダからのUSMCAの対象品目は関税適用の対象外としている。

 トランプ大統領は22日、ホワイトハウスで記者団に「カナダが報復関税を撤廃するのは良いことだ」と述べ、近く再び電話会談を実施すると明かした。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版によると、カナダが発表した報復関税の撤廃対象は、ワイン、ビール、家電製品、オートバイなどで、米国からカナダへの輸出210億ドル(約3兆円)に影響するという。

 米ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とカナダのカーニー首相=5月6日、ワシントン(ロイター=共同)

 米ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とカナダのカーニー首相=5月6日、ワシントン(ロイター=共同)

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