公開日時 2025年07月21日 18:23更新日時 2025年07月21日 18:57

関電、22日にも福井県に説明 美浜原発の地質調査再開

 関西電力美浜原発。手前から3号機、2号機、1号機=3月、福井県美浜町

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共同通信

 関西電力は美浜原発(福井県美浜町)での新たな原発の建設に向け、22日にも地質調査を実施する意向を福井県側に説明することが21日、関係者への取材で分かった。2011年の東京電力福島第1原発事故以降、原発新設の動きが具体化するのは国内で初めて。

 美浜原発では現在、1、2号機は廃炉が決定し、稼働するのは3号機のみだ。関電は10年、運転開始から40年を超えようとしていた1号機の後継機設置に向け「リプレース(建て替え)」の推進方針を表明。調査を始めたが、福島第1原発事故後は止まっていた。

 関係者によると、事故以降は安全性基準が厳しくなったため、調査は当初想定していた場所に限らず、発電所の敷地内外を一から検討する。調査後に基本設計を策定し、原子力規制委員会に計画を申請する予定。

 政府は今年2月に閣議決定された新たなエネルギー基本計画で「可能な限り原発依存度を低減する」との従来表現を削除。安全性が高いとされる次世代型原発への建て替えを推進している。

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