東京・赤坂のTBS社屋
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 TBSは21日、同局の女性アナウンサーがフジテレビの編成幹部から声をかけられ、中居正広氏(52)との会食に参加していたと公表した。中居氏の女性トラブルを巡りスポニチ本紙は1月27日付で、編成幹部がフジだけでなく他局の女性アナまで中居氏の接待に同席させていたと報道。TBSは発表した社内調査報告書で「記事のものと思われる会食にアナウンサーが参加していたことを確認した。フジテレビ編成幹部から直接誘われて参加した」と明かした。

 スポニチ本紙の取材では、会食は2023年5月7日に都内の飲食店で編成幹部のセッティングで行われ、中居氏や男性タレント、フリーの若手女性アナら6人が出席。編成幹部は中居氏の好みを意識したのか、女性3人のうち2人をアナウンサーとし、TBSの女性アナに中居氏の隣に座るよう指示した。会食はボディータッチは当たり前のかなり砕けた雰囲気だったという。

 会食に女性アナが同席することについて、フジの港浩一前社長は「アナウンサーはいろいろな職場の人と知り合いになり、知識を得るのは大事なこと」と意義を説明。日本テレビの福田博之社長も17日の定例会見で「人脈づくりの機会になるとの期待もある」と話すなど、他局も同じスタンスのようだが、編成幹部が行っていたことはこうした「同席接待」とは異なる。わざわざライバル局の女性アナに手を伸ばしており、自社の仕事を円滑にする目的には当たらない。

 TBSによると、調査は中居氏の女性トラブルに関する一連の報道を受けて実施し、外部弁護士5人とコンプライアンスの部署の局員などの合計約10人が担当。全女性アナ26人にヒアリングを行い、アンケートも含め、計91人の結果。23年5月に都内の中居氏の自宅で行われ、被害女性も参加していたバーベキューには、中居氏から誘われて男性局員2人が訪れていたとも明かした。中居氏とはアナウンサーを含む局員が、他の懇親会やゴルフなども行っていたという。フジ編成幹部に誘われて参加した女性アナは調査に「自分に対する性的言動はなく、他の女性に対する性的言動も見聞きしていない」と話しており、いずれの場合も「不適切な言動があったことは確認していない」とした。

 編成幹部は中居氏に取り入ろうと、他局の女性アナを“献上”しようとしていた疑惑が少なからず出てくる。テレビ関係者は「編成幹部の行動が私利私欲だったことが裏付けられたのではないか」と指摘した。

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