79回目となる8月9日の長崎原爆の日を前に、原爆死没者名簿200冊を外気にさらして湿気を取り除く「風通し」が17日、長崎市の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で行われた。原爆死没者名簿の「風通し」をする市職員(17日午前11時8分、長崎市で)=坂口祐治撮影原爆死没者名簿の「風通し」をする市職員(17日午前11時8分、長崎市で)=坂口祐治撮影 名簿は昨年7月末までに死亡が確認された長崎原爆の被爆者と、国が定めた被爆地域外で原爆に遭った「被爆体験者」計19万5607人の名前を記した198冊のほか、広島原爆で亡くなった97人分の1冊、身元不明の犠牲者を悼む白紙の1冊。昨年より3冊増え、3322人の名前が加えられた。

 この日は、原爆投下時刻の午前11時2分に関係者が黙とう。その後、市職員11人が白い布の上に並べられた名簿を1ページずつめくり、保存状態を確認した。

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