4月25日夜、徳島県阿南市で18歳の男性4人が乗った軽乗用車が田んぼに転落し、3人が死亡した事故から、2日で1週間を迎えた。現場に残るタイヤ痕から、車は右側にあった対向車線にはみ出してから、大きく左に曲がって転落した可能性があることが捜査関係者への取材でわかった。県警阿南署が事故原因を調べている。
事故現場前の歩道に供えられた飲食物や花束(徳島県阿南市で) 事故は25日午後10時35分頃、同市長生町の県道で、徳島市内のレジャー施設から帰宅中だった軽乗用車が道路脇のガードパイプを突き破り、約8メートル先の田んぼに転落。運転席の無職男性、後部座席にいた会社員男性と作業員の男性の3人が頭を強く打つなどして死亡した。助手席の会社員男性は軽傷だった。
発表では、4人は阿南市在住。死亡した3人はシートベルトをしていなかったとみられる。運転席の無職男性は運転免許を取得しており、飲酒もしていなかった。対向車線にはみ出した原因はわかっておらず、同署が捜査を続けている。 2日朝、事故現場では、車になぎ倒されたガードパイプが撤去され、仮設のものに替わっていた。田んぼには衝撃でえぐれた跡が残っており、現場前の歩道にある電柱の横には真新しい数十束の花束のほか、ペットボトル飲料や菓子などが数多く供えられていた。 先月30日に現場を訪れた近くに住む40歳代の男性は「夜は真っ暗だが、見通しのいい直線道路で、こんな事故が起きるとは信じられない」と話していた。 事故を受け、同署や県、地元の交通安全団体などは、7日午前10時から現場点検を行い、道路状況や標識、ガードレールなどの設備を調べる。8日にも、のぼり旗やハンドプレートを持って現場付近を走行する運転手らに事故防止を呼びかける予定。
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