栃木県那須町の山間部の河川敷で全身が焼けた2人の遺体が見つかった事件で、県警は17日、現場検証を行った。犯行は複数人によるものとみられることも新たに判明。近隣住民からは早期の事件解決を願う声が聞かれた。
遺体が発見されたとされる現場周辺(17日午後5時23分、那須町で) 県警は17日午前10時頃、現場検証を開始。現場には捜査車両4、5台が到着し、鑑識課員ら捜査員が詳しい状況を調べるなどした。作業は夕方まで続き、午後4時半過ぎに現場をあとにすると、現場から約数百メートルの地点に張られていた規制線が解除され、報道陣も現場周辺での取材が可能となった。
現場となった河川敷につながる林道は舗装はされているが、車1台が通るのがやっとの細い道。現場付近は、数十メートルある木々が道の両側にそびえ、昼間でも薄暗い。横には幅2メートルほどの川が流れており、林道から急斜面を下っていく必要があった。
県警の発表によると、2人の遺体は16日午前、町内の男性から「マネキンのようなものが燃えている」との通報を受けて駆けつけた警察官が発見。司法解剖の結果、本籍東京都台東区で住所・職業不詳宝島龍太郎さん(55)の死因は首を圧迫されたことによる窒息死だった。もう1人は40~60歳くらいの女性で、身長は約1メートル62。死因は頭部骨折と
頸部(けいぶ)
圧迫による窒息死で、いずれも死後数日が経過していたという。
現場近くに住む(62)は「ここで生まれ育ったが、物騒な話は今まで聞いたことがない。被害者のためにも、早く解決してほしい」と願っていた。
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