落下した瓦(18日午前0時38分、愛媛県宇和島市で)=斎藤剛撮影 17日深夜に起きた豊後水道を震源とする最大震度6弱の地震では、高知県や愛媛県で水道管の被害や落石発生などの情報が寄せられている。両県は災害対策本部会議を開催し、状況確認に追われている。
高知県宿毛市では震度6弱を観測した。市役所によると18日午前0時40分現在、電灯や電線の被害が2件、水道の水漏れの連絡が9件あった。 隣接する同県四万十市では大きな横揺れがあり、防災行政無線で揺れに注意を呼びかけるアナウンスが流れた。市内の会社員男性(58)は「自宅で横になっていたら、ガタガタ揺れ出したので跳び起きた。3回大きな揺れがあり、地鳴りの音もして怖かった」と状況を語った。 愛媛県宇和島市でも震度5強を観測。県などによると、同市などで水道管の被害や石垣の倒壊、トンネル付近での落石に関する通報があった。市中心部ですし店を経営する男性(74)は閉店間際に大きな揺れに襲われ、「ド、ド、ドと今まで経験したことのない揺れが来た。魚を入れる水槽の水があふれ、びっくりした」と話していた。 高知県庁には17日午後11時半頃から職員が次々と登庁。3階の防災作戦室に設置された災害対策本部では、職員が情報収集に追われた。 専門家でつくる気象庁・南海トラフ地震評価検討会の平田直会長は「今すぐ南海トラフ地震発生を警戒する段階にはないが、今回の地震の規模などは速報値で、今後、見直される可能性もある。今後の情報を注視してほしい」と話した。
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