トランプ大統領が突如として北朝鮮の金正恩総書記との信頼関係をアピールし始めています。なぜ今、北朝鮮なのでしょうか。
【写真を見る】急浮上「米朝首脳会談」目途立たないイランとの戦闘終結 中間選挙前、求心力回復に躍起のトランプ氏 日本の安全保障への影響は?【サンデーモーニング】
■「我々は理解し合っている」北朝鮮・金正恩氏との信頼を突如アピール
8月18日、トランプ大統領が投稿した、受話器を持つ北朝鮮の金正恩総書記の画像。
そこには、「なあドナルド、我々はうまくいっているよね?」との文字が書かれています。
報道陣からは…
――金正恩氏と話したのか?どんな話か?
トランプ大統領
「とても前向きだ。我々は理解し合っている。金正恩氏はいつも私に敬意を払ってくれている」
突然にも見える金正恩氏の登場。それには訳がありました。
■「米朝首脳会談」まで浮上 トランプ氏の狙いは?
トランプ大統領
「これまで、簡単ではなかったよ」
6月、フランス・ベルサイユ宮殿で、イランとの戦闘終結に向けた覚書に署名し、成果を誇ったトランプ氏。
ところが、覚書では、イランの核開発や、ホルムズ海峡の開放などについて、60日間で合意を目指すとしていたものの、進展がないまま、16日で期限切れ。
――(イランとの)覚書の延長はしないのですか?
トランプ大統領
「しない」
核合意も、ホルムズ海峡の開放も、現状全くめどが立っていません。
最新の世論調査では「イラン攻撃は行う価値がある」と答えた人は21%にすぎず、トランプ氏の支持率も、第2期政権発足以来、過去最低の33%にまで下落したのです。(ロイター・イプソス/17日)
秋の中間選挙を前に、政権の求心力回復に躍起となる中、トランプ氏は突然、金正恩氏との親密ぶりを吹聴し始めます。
「米朝首脳会談」開催まで浮上する中、トランプ氏の狙いを、専門家は…
明海大学 小谷哲男 教授
「やはりイラン情勢がなかなかうまくいっていないということで、他に動かせそうな案件を探している中、北朝鮮の問題に目を付けたと考えられる。金正恩氏と再び会うことで、何か大きな成果が動きそうだという印象を有権者に与え、少しでも支持率を回復したい」
