
専用台紙を手にイベントをPRする室屋さん
岡山市中心部の表町商店街一帯で、飲食店を巡って「御朱印」を集める街歩きイベントが展開されている。参加店舗のカフェや居酒屋をイメージしたオリジナルデザインのスタンプを専用の台紙に押しながら、地域のお店を「開拓」していく。街の魅力を知ってもらおうと初企画された。11月30日まで。
表町2、3丁目の喫茶店やカレー店、串カツ店、バー、スナックなど30店が参加する。それぞれの店舗が決める利用条件を満たすと、店の看板やロゴを基にデザインされた「御朱印」を台紙に押してもらえる。全店巡ったり、同じ店に何度も通ったりしてオリジナルの「御朱印帳」を作ることができる。
台紙は縦21センチ、横39センチを四つ折りした大きさ。参加店舗の営業時間や喫煙の可否、使える決済方法なども記されている。850部作り、ももたろう観光センター(同市北区駅元町)、岡山芸術創造劇場ハレノワ(同表町)、参加店舗などで配布している。
岡山市の地域おこし協力隊で表町商店街の活性化に取り組む室屋恭平さん(39)が発案、企画した。「朱印集めを街歩きの入り口に、岡山のディープなエリアを開拓してほしい」と話す。
現在はテスト版。12月以降に本格版に移行し、参加店舗の拡大や集めた御朱印の数に応じた景品のプレゼントも計画する。
問い合わせはイベントの公式LINE(ライン)。(地面美里)
御朱印を集めて街を巡るイベントを企画した室屋恭平さん
2023年9月に岡山芸術創造劇場ハレノワ(岡山市北区表町)が開館して以降、利用客にお薦めのランチの店を聞かれることが増えたという商店主から、「そんなお客さんに表町をPRするリーフレットを渡したい」という相談が寄せられていた。寺社を参拝した思い出とともに多彩な意匠の御朱印を集める「御朱印帳」の楽しさを、街歩きにも応用できないかと思い付いた。
表町3丁目を中心に飲食店を巡るのが趣味。昼と夜で表情が異なる街。レトロな雰囲気や個性豊かな店主たちの人柄にも引かれる。ぜひ、御朱印をきっかけに街を巡って、表町に行きつけの店を見つけてほしい。
