日が落ちるにつれて涼しい風が吹き始める、長崎県雲仙市の雲仙温泉街。夏休みシーズンとあって、家族連れなど多くの観光客が訪れています。
【写真を見る】境内に幻想的な灯り広がる 長崎・雲仙温泉神社で「雲仙涼花燈〜地獄の夜詣〜」8月29日まで
温泉街に漂う硫黄の香りも雲仙ならではですが、楽しめるのは温泉だけではありません。温泉街の一角にある「雲仙神社」では、夏の夜を彩るナイトイベント「雲仙涼花燈〜地獄の夜詣〜」が開かれています。
「温泉」と書いて「うんぜん」と読む雲仙神社は、およそ1300年の歴史を持つ神社。子宝繁栄や恋愛成就などのご利益があるとされています。
普段は厳かな雰囲気の神社ですが、夜になると幻想的な光に包まれます。神社全体をライトアップする「雲仙涼花燈」。境内へと続くおよそ30メートルの参道には竹灯籠が並び、光のトンネルのような空間が広がります。
暖かな竹灯籠の光に加え、花をあしらった毬や風に揺れる風鈴も。避暑地として知られる雲仙の涼しさを感じながら、夜の散策を楽しむことができます。
境内には竹に彫刻を施した光のオブジェも置かれ、神社全体を柔らかな光が包みます。
訪れた人たちからは、様々な声が上がりました。
静岡県からの観光客:
「お寺(神社)の幻想的な雰囲気と光、神秘的でした」
県内からの観光客:
「夜は光っていうのはいいね」
兵庫県からの観光客:
「光が大きくて感動した。風鈴のところがとても可愛かった」
■なぜ神社を光で彩る?イベント誕生のきっかけは
神社とイルミネーションを組み合わせた、普段とは違う夏の夜の雲仙。このイベントが実現したきっかけについて、雲仙観光局の黒原廉さんは、熊本を拠点に竹あかりのアートを展開するチーム「ちかけん」から声をかけられたことが始まりだったと話します。
黒原廉さん:
「メンバーの方が実際に雲仙に来られた際、夜の雲仙温泉街で神社を見て非常に魅力的だと言っていただき、『一緒にしませんか』とお話をいただきました。我々としても梅雨や夏の涼しい雲仙をPRしたかったので、神社さんも快諾してくださり開始できました」
