
CJオリーブヤングの米パサデナ店で、現地の消費者がクレンジング商品を試している(c)news1
【08月18日 KOREA WAVE】韓国の大手ヘルス&ビューティー企業CJオリーブヤングの米国1号店(米カリフォルニア州パサデナ)が、1日平均1500人以上の来店客を集めている。非韓国系の客が半数を超え、Kビューティーへの関心の高さを示している。
開店から2カ月のパサデナ店は、ロサンゼルス北東部の富裕層が多いショッピングエリアに位置する。約803平方メートルの売り場に約400ブランド、5000商品をそろえ、入店ブランドの80%以上をKビューティーブランドが占める。
店内ではスキンケア商品の存在感が大きい。競合するセフォラがメイクアップ商品に強みを持つ一方、オリーブヤングは化粧水、セラム、クリーム、シートマスクなど基礎化粧品を前面に出した。
最近、米国で関心が高まっているトナーパッドやPDRN、シカなど、韓国化粧品特有の成分を強調した商品も並ぶ。一方、米国ではなじみの薄いブランドも多いため、1つの棚に置く商品数を韓国国内より絞り、個々の商品が目に入りやすいよう工夫している。
CJオリーブヤング米国法人のカン・ミョンジMDチーム長によると、来店客は1日1500人を超え、そのうち非韓国系が半数以上を占める。韓国で流行している商品や成分を事前に知った上で訪れる客も多いという。
客1人当たりの購入額も韓国国内店舗より高い。米国の販売価格は関税や物流費を反映し、韓国より通常10~15%以上高いが、客単価は韓国店舗の2倍以上という。
パサデナ店は、CJオリーブヤングにとって米国初の実店舗でもある。これまでは越境ECやオンラインを中心に米国でKビューティーを販売してきたが、現地消費者が商品を直接試し、比較して購入できる拠点を設けた。
2025年の米国向けKビューティー輸出額は22億ドル(約3230億円)を記録し、米国の化粧品輸入相手国で韓国がフランスを抜いて1位となった。消費対象もシートマスクやクッションファンデーション中心から、日焼け止め、セラム、トナーパッド、クリームなど日常的なスキンケア全般へ広がっている。
CJオリーブヤングはパサデナ店を足掛かりに、2027年上半期までにカリフォルニア州を中心に計5店舗へ拡大する計画だ。今後は米東部や中部にも物流拠点を設け、オンラインと実店舗の双方で事業を成長させる方針だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News
