【ウクライナ戦争で何が起きているのか】

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2026.6.28(日)

NATO本部で開かれたウクライナ支援会合に出席したゼレンスキー大統領(写真:AP/アフロ)

ウクライナ戦争が示す「ドローン×AI」が塗り替える戦場の新常識。進化し続ける無人機技術は戦車を陳腐化させ、勝敗の鍵を握る。前線取材で明らかになった最新の戦況と、日本の防衛力にも突きつけられた重大な問いを総まとめする。(JBpress編集部)

戦場で生じている驚くべき変化、「ウクライナが優勢」となった2つの理由

 2026年6月4日、ウクライナのゼレンシキー(注:ウクライナ語の本来の発音に近づけて本稿では「ゼレンシキー」と表記)大統領が、ロシアのプーチン大統領に宛て、戦争終結のための首脳会談を提案し、これを公開書簡として発表しています。しかし、プーチン大統領が即座に拒否したため、会談が開催される見込みはありません。

 この件について各方面の識者が解説していますが、軍事的な視点でロシアによるウクライナ侵略を見ている筆者としては、ゼレンシキー大統領は、プーチン大統領が拒否することを見込んだ上で、今後の軍事作戦遂行のために、この書簡を送ったのではないかと見ています。…続きはこちら

戦車より速く進化するドローン、ウクライナ軍が実証するAI戦争の新常識

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領によると、「ウクライナ軍は、ロシアに対する長距離制裁(long-range sanctions)作戦と、中距離攻撃(mid-range strikes)作戦を遂行していて、良好な成果を上げている」。…続きはこちら

戦車を「移動棺桶」に変えたAIとドローン、ウクライナが示した次世代戦争の姿

 ウクライナ戦争は、単なる地域紛争ではなくなった。人類史上初めてAIが戦争運用の中核に本格的に組み込まれた大規模戦争と呼べるのではないか。少なくとも私はそのように分析している。

 ドローン、自律兵器、AI指揮統制、クラウド戦場管理──これらはもはや補助的技術ではなく、戦争の構造そのものを作り替える「新しい軍事革命(RMA:Revolution in Military Affairs)」の基盤となりつつある。…続きはこちら

「安全な場所はない」ウクライナ前線取材の過酷なストレス…移動は敵ドローンを避けての命懸け

 ロシアがウクライナに全面侵攻をしてからもう5年目になる。ウクライナでの前線地帯の危険や困難は、ロシアによる攻撃だけではない。日々積み重なるストレスや疲労、絶えないトラブル対応が心身を削っていく。砲撃やドローンはもちろん恐ろしい。しかし、取材する立場として最もストレスを感じるのは「移動」だった。…続きはこちら

補給、救出、そして攻撃…これがウクライナ前線を支える「陸上ドローン」運用部隊だ

 空を飛ぶFPVドローンが前線地帯を覆うようになった結果、「移動」が何よりも危険になっている。そのため、ウクライナ軍が急速に活用を進めているのが「陸上ドローン」(UGV=Unmanned Ground Vehicle:無人地上車両)だ。…続きはこちら

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