鹿児島市の商業施設センテラス天文館を運営する千日1・4開発は、2027年4月からテナントの管理などをJR鹿児島シティに業務委託すると発表しました。異例の戦略に経済の専門家は、「一体感が生まれ、鹿児島市全体の魅力の向上につながっていくのでは」と期待を寄せます。

 2022年に開業した鹿児島市千日町の商業施設「センテラス天文館」。図書館や飲食店、衣料店など現在、約60のテナントが入っています。テナントの管理や施設の運営などの業務は、東京の会社に委託していましたが、来年4月からアミュプラザ鹿児島を運営するJR鹿児島シティに引き継がれます。

 鹿児島市のランドマーク的存在の2つの商業施設。ライバルでもある施設を同じ企業が運営を担うという異例の戦略に、経済の専門家は。

(九州経済研究所・福留一郎経済調査部長)
「第一報を聞いたときは驚きもあった。今まではいい意味でライバルで競争関係もあったがそういった緊張感は保ちつつ、相乗効果を生むように協調する。バランスをとりながらやっていくことが求められる」

 2025年度の売上高と入館者数が過去最高を記録するなど好調なJR鹿児島シティ。その手腕を発揮して街全体の魅力を高めることに期待を寄せます。

(九州経済研究所・福留一郎経済調査部長)
「テナント誘致やイベントの企画を総合的に一体的に担っていくことで一体感が生まれ、人の行き来が生まれ、天文館地区鹿児島中央駅地区の魅力が高まっていけば鹿児島市全体の魅力向上にもつながっていくのでは」

 鹿児島市の中心部に位置する2つの商業施設。どんなにぎわいの拠点になっていくのか、注目が集まります。

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