<第23回果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン>高橋尚子さん(中央)と写真に納まるハーフ女子で優勝した吉冨博子(左)とハーフ男子で優勝した竹内竜真(撮影・五島 佑一郎)  
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 第23回「果樹王国ひがしねさくらんぼマラソン」(スポニチ後援)は7日、山形県東根市の陸上自衛隊神町駐屯地を発着点に、ハーフマラソン、10キロ、5キロ、3キロの4部門35種目に1万433人がエントリーして行われた。ハーフマラソン(21・0975キロ)男子総合は地元・東根市出身の竹内竜真(34=NDソフト)が1時間3分2秒で初出場初優勝を飾った。

 竹内を含むNDソフトの3人がレースをつくる展開となり、最後は後輩の厚浦大地とのマッチレース。直線で抜きつ抜かれつのデッドヒートとなったが、1秒差で竹内が振り切った。「負けられないという思いもあった。自分の勝てるタイミングを見計らって勝負に行けたのがよかった」と笑みがこぼれた。

 東根一中まではサッカー少年だったが、駅伝大会での走りが評価されて東海大山形高から本格的に陸上を始めた。東農大では1年から3年まで箱根駅伝に出場。実業団の日立物流(現ロジスティード)に進んだが、30歳の節目に「一番脂の乗った時期の最後を地元・山形で走って終わりたい」という思いからNDソフトに移籍した。

 「地元の方からの応援も改めて感じている。きょうも沿道の声援が力になりました」。期待に応えて見事な走りを披露した。

 昨年はゴールドコーストマラソン(豪州)で自己ベストの2時間8分38秒をマークして優勝した。7月の大会では連覇を狙うとともに「また自己ベストを更新できるように」と意気込む。この日のタイムは大会の歴代最高。目標達成に向け、この上ない弾みとなった。

 なお、大会にはスペシャルゲストとして00年シドニー五輪女子マラソン金メダルでスポーツキャスターの高橋尚子さん(54)、プロランニングコーチの金哲彦氏(62)が参加した。

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