
セットプレーのキッカーとしても期待が大きいシマブク
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J2新潟は27日、新潟・聖籠町のアルビレッジでゲーム形式の練習などを行い、30日にホームで行われるプレーオフラウンド第1戦の鹿児島戦に向けて準備を進めた。攻撃陣をけん引するMFシマブク・カズヨシ(26)は、西A組2位で全体5~8位を決める同ラウンドの2試合での目標を2ゴール、2アシストに設定。鍛え抜いた走力と好連係から得点に絡み、チームを勝利へと導く。
5月ながら強い日差しが降り注ぎ、気温は30度に迫った。それでも約1時間半、集中力が切れることはなかった。シマブクは「暑くなってきたけど、めちゃくちゃいいトレーニングができている。走れている」と余裕の笑みを浮かべ、積み上げてきたものに自信をにじませる。
「キャンプからきついメニューをこなしてきた」と身に付いたタフさが好調を支えている。加えて周囲との連係面も着実に積み上がっている。特に直近5試合中、4試合でともに先発した若月、奥村、笠井との前線のカルテットは攻守で息がぴったり。「アイコンタクトでスルーとか、分かってきている」と胸を張る。
あとは質を高めていくだけだ。今季は5ゴール、5アシストを目標に掲げたが、リーグ戦は3ゴール、2アシスト。それだけに「足りなかった。プレーオフで2ゴール、2アシストはしたい」と力を込める。前節の愛媛戦でも前半18分に左サイドからファーサイドの藤原奏を狙ったクロスが合わなかった。目標達成へ「ゴール前でどれだけ落ち着けるか。クオリティーを上げないといけない」と見据える。
質の向上に足元にもこだわる。第17節の奈良戦では前日に購入した新スパイクを後半から履いて、開始直後の2分に直接FKを決めた。験を担いで前節も同じモデルのスパイクを新しく買い、後半にCKから笠井の“ゴール”をお膳立て。ゴールラインを割った判定で幻のアシストとなったが、感触はいい。鹿児島戦で新スパイクを履くかは未定だが「足元に注目してほしい」とアピールする。
今季は3得点ともホームのアウェー側サポーターがいるゴールだった。「ホームのサポーター側で点を取れていない。サポーターのところに行ってみたい」。ネットを揺らし、会場と一体になって喜ぶ。プレーオフで、有言実行してみせる。(西巻 賢介)
