イタリア、スペイン視察報告 富山市長「海外展開に可能性」 ガラス美術館で知見 食や観光 協力確認書

物産イベント「TOYAMA DAY」で来場者(右)に日本酒をふるまう藤井裕久市長=スペイン・サンセバスチャンで(富山市提供)

 イタリア、スペインへ今月8〜16日に出張した富山市の藤井裕久市長が20日、定例会見で成果を報告した。「富山の食や物産、観光などの海外展開の可能性を感じることができた」と手応えを語った。

 9日はイタリア・ベネチアにあるベネチアン・グラス専門機関「レ・スタンツェ・デル・ヴェトロ」、10日にはムラーノガラス美術館を訪問した。富山市ガラス美術館との展示協力について意見交換した。

 藤井市長は両館で得た知見を、本年度に改訂を予定しているガラスの街づくりプランに反映すると説明し「美術館と連携し、作家の支援や産業化の推進に生かしていく」と話した。

 11日には外国人向けのイタリア料理学校「イチフ」を視察。今後、人材や食材の交流で連携する計画を示した。

 14日のスペイン・サンセバスチャンでは、ジョン・インサウスティ市長と食文化や観光分野での協力確認書を結んだ。藤井市長は「富裕層が多く訪れる街。誘客の仕組みを含めて学びを深めたい」と述べた。 (篠崎美香)

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