2026年5月22日 18:18

福島県の高速道路で発生した高校生の部活送迎中のバス事故を受けて、山形県内の高校を対象に行われた調査の結果、ことしの大型連休中の遠征内で、県立・私立ともに、保護者や学校関係者を除く、第三者によるマイクロバスの運転は確認されませんでした。
福島県の磐越自動車道で6日、新潟県内の高校の男子ソフトテニス部の部員が乗ったマイクロバスが事故を起こし、生徒1人が死亡し、20人が重軽傷を負いました。
事故を受けて県は、県内の県立・私立高校を対象にゴールデンウイーク期間中、部活動の遠征の有無と、遠征があった場合の現地までの移動手段を調査しました。
吉村知事は22日の記者会見で調査結果を公表し、遠征を行った学校は県立・私立合わせて52校で、遠征に使用したマイクロバスや普通乗用車が教員や保護者、学校関係者以外の第三者によって運転された事例は確認されなかったと報告しました。
このうち、県立高校では団体で電車やバスなど公共交通機関を利用した移動、または貸し切りバスなどで遠征した割合は全体の1割未満でした。また、マイクロバスや自家用車を利用した遠征はおよそ3割で、各自の移動方法に任せた現地集合はおよそ6割でした。
吉村知事「安全管理が概ね行われていると思った。今後も関係者の皆さまには事故など起こらないよう注意していただきたい」
磐越道の事故を受けて、文部科学省と国土交通省は21日、連絡会議を開きました。今後、学校関係者やバス事業者などから聞き取り調査を行い、6月末をめどに、安全対策を取りまとめる計画です。
文部科学省 塩見みづ枝 総合教育政策局長「文科省、国交省は連携し学校関係者、バス事業者、レンタカー事業者の視点も踏まえつつ、よりわかりやすい形で成果を現場にお示しできればと考えている」
県は、新たに示される安全対策に基づいて各学校の安全管理の徹底に取り組む考えです。
最終更新日:2026年5月22日 20:27
