音楽ドキュメンタリー映画『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』(監督:フラヴィア・モラエス)が、2026年7月3日(金)より恵比寿ガーデンシネマ、アップリンク吉祥寺、ミッドランドシネマ名古屋空港、テアトル梅田他にて日本公開される。

 

『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』 ポスタービジュアル

解禁されたポスタービジュアル ©️ GULLANE ENTRETENIMENTO S.A / ReallyLikeFilms + Palmyra Moon

 

“ブラジルの声” “神の声” と称される伝説的音楽家、ミルトン・ナシメント。

本作は、彼が80歳を迎えた2022年に、ブラジル国内はもとより欧米17都市を5か月にわたって巡った最後のワールドツアー “A Última Sessão de Música” に密着するとともに、その音楽と人生の軌跡を辿る感動の音楽ドキュメンタリーだ。

ほかにもカエターノ・ヴェローゾ、クインシー・ジョーンズ、スパイク・リーら、総勢57名に及ぶ証言者たちの言葉を通して、その唯一無二の存在が浮かび上がる。

 

映画のタイトルともなっている“ビトゥーカ” とは、 タバコの吸い殻を意味し、幼い頃に唇を尖らせる癖から名付けられたミルトンの愛称に由来する。

 

このたび、ポスターヴィジュアル、予告編が解禁された。

 

ポスターデザインと予告編に込められた世界観── 響き続ける計り知れない影響力

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今回解禁されたポスタービジュアルと予告編は、ミルトン・ナシメント最後の旅路と、“奇跡の声”が世界に刻み込んだ比類なき影響力を映し出すものとなっている。

 

ポスタービジュアルでは、彼を敬愛してやまない57名の世界的巨匠たちの名前を、ミルトンの名を囲むようにブラジル的なタイポグラフィーで大胆に配置。ミルトンのアルバム群で幾度となく印象的に用いられてきた“横顔”をモチーフに据え、その存在自体が音楽史の記憶として立ち上がるデザインに仕上がっている。デザインを手がけたのは、『スクラップ・ヘブン』(リバイバル版)、『桐島です』などで知られる千葉健太郎氏。

 

一方、予告編では、“神の声”とも称されるミルトンの歌声を“エコー=残響”として捉え、その声が時代や国境を超え、今なお世界中の人々の心を震わせ続けていることを表現。引退ツアーの熱狂、次世代へ受け継がれていく音楽の瞬間を通じて、世界の音楽史を揺るがした圧倒的な存在感と、時代を超えて響き続ける魂の継承を力強く浮かび上がらせている。

予告編監修は、映像作家・武部由子氏と、映画・映像制作の第一人者として知られる宮澤誠一氏による共同制作。

さらに、本作のプロモーション全般の監修を、ブラジル音楽紹介の第一人者、音楽プロデューサーの中原仁氏が担当している。

なお、キャッチコピーは、ミルトンの代表曲『Travessia』の歌詞「Quando você foi embora, fez-se noite em meu viver.(あなたが去って、僕の人生は夜になった)」に捧げられたものとなっている。

 

歴史的かつ感動的な映画体験

『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』 映画 画像

©️ GULLANE ENTRETENIMENTO S.A / ReallyLikeFilms + Palmyra Moon

映画『ビトゥーカ ミルトン・ナシメント フェアウェルツアー』は、血縁や肌の色を超える“愛”と“友情”を美しい音楽を通して描き、多文化共生が求められる時代に大きな示唆を与える作品だ。

 

無名だったミルトンの楽曲を国民的歌手エリス・レジーナが歌い、その才能がブラジル国内で一躍脚光を浴びてから60周年を迎える2026年。

世界的巨匠たちの証言と共に、半世紀以上にわたって愛され続けた“奇跡の声”の軌跡をスクリーンで辿ることは、日本の観客にとって歴史的かつ感動的な映画体験となるだろう。

 

監督はフラビア・モラエス。これまで音楽やカルチャーに根ざした映像作品を手がけてきた彼女が、ミルトンの最後のツアーに寄り添いながら、その時間と現場の空気を記録する。

 

更に『セントラル・ステーション』で知られる国際的名優フェルナンダ・モンテネグロがナレーターとして参加していることも忘れてはならない。彼女の慈しみに満ちた声は、ミルトンへの愛で溢れていて作品に深みを与えている。

 

豪華な出演者( 抜粋 )

クィンシー・ジョーンズ ©️ GULLANE ENTRETENIMENTO S.A / ReallyLikeFilms + Palmyra Moon

世界的アイコン/ジャズ・ポップスの巨匠

ポール・サイモン(Paul Simon) クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones) スパイク・リー(Spike Lee) ハービー・ハンコック(Herbie Hancock) ウェイン・ショーター(Wayne Shorter) パット・メセニー(Pat Metheny) エスペランサ・スポルディング(Esperanza Spalding)

 

ブラジル音楽(MPB)のレジェンド/重鎮

カエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso) ジルベルト・ジル(Gilberto Gil) シコ・ブアルキ(Chico Buarque) セルジオ・メンデス(Sergio Mendes) エリス・レジーナ(Elis Regina) ジャヴァン(Djavan) イヴァン・リンス(Ivan Lins) ジョアン・ボスコ(João Bosco) シモーネ(Simone)

 

「クルービ・ダ・エスキーナ(街角のクラブ)」関連の盟友たち

トニーニョ・オルタ(Toninho Horta) ロー・ボルジェス(Lô Borges) ベト・ゲヂス(Beto Guedes) ヴァギネル・チゾ(Wagner Tiso) マルシオ・ボルジェス(Marcio Borges) ホナウド・バストス(Ronaldo Bastos)

 

現代シーンの牽引者/新世代アーティストたち

マノ・ブラウン(Mano Brown) クリオーロ(Criolo) マリア・ガドゥ(Maria Gadú) ゼー・ヘナート(Zé Renato) アミルトン・ヂ・オランダ(Hamilton de Holanda) リアン・ラ・ハヴァス(Lianne La Havas) マロ(MARO) カルミーニョ(Carminho) チン・ベルナルデス(Tim Bernardes) ゼー・イバーハ(Zé Ibarra) ドラ・モレレンバウム(Dora Morelenbaum)

 

海外アーティスト/プロデューサー/現代アート芸術家

フィト・パエス(Fito Paez) スティーヴ・ジョーダン(Steve Jordan) マリオ・カルダートJr(Mario Caldato Jr) ムギー・カナージオ(Moogie Canazio) オスジェメオス(OSGEMEOS)

 

ナレーション

フェルナンダ・モンテネグロ(Fernanda Montenegro)

 

作品情報

監督・脚本: フラヴィア・モラエス  共同脚本: マルセロ・フェルラ 撮影: ペドロ・ホーシャ 編集: ラウラ・ブルン / フラヴィア・モラエス 音響: ヴィクトル・ポザス

出演: ミルトン・ナシメント/カエターノ・ヴェローゾ / シモーネ / ジルベルト・ジル / シコ・ブアルキ / スパイク・リー / クインシー・ジョーンズ / パット・メセニー / ポール・サイモン / エスペランサ・スポルディングand more…

[ MILTON BITUCA NASCIMENTO | 2025年度 | ブラジル映画|ポルトガル語|115分|5.1ch | 2.39スコープ | DCP・Blu-ray | 映倫区分G]

日本語字幕翻訳: 宮下ケレコンえりか / DCP制作: s.e.a. / 予告編制作: 武部由子・ 宮澤誠一 宣伝デザイン: 千葉健太郎 / 総合監修: 中原仁 / 宣伝協力: s.e.a.

配給: リアリーライクフィルムズ / パルミラムーン 後援: 駐日ブラジル大使館 / ギマランイス・ホーザ文化院

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