丸三は、島根県出雲市で親しまれてきた「ニューウェルシティ出雲」の名称を4月1日(水)より、「ART PARK HOTEL(アートパークホテル)」に変更して新たな一歩を踏み出した。

出雲を五感で受け取る新しい心地よさ

「ART PARK HOTEL」は、現代美術家・松山智一(まつやまともかず)氏監修の新ロゴとともに、五感をひらく心地よい空間へと歩み出した。「ART PARK HOTEL」は、この土地が持つ「祈り・余白・整い・豊かさ」という空気感を大切にしたいと考えている。

新しく生まれ変わった「ART PARK HOTEL」が目指すのは、ただ泊まるための場所ではなく、利用者の心と感覚がしなやかにほどけていく滞在体験だ。

館内に配されるアートは、出雲の地に流れる目に見えない豊かさへと利用者を導く存在。柔らかな光や香り、そして空間の余白。それらが調和する中で、日常の喧騒を忘れ、自身の感覚がひらいていくような時間を届けている。

新ロゴマークについて

新たな出発を象徴する新ロゴマークは、ニューヨークを拠点に活動する現代美術家・松山智一氏が監修したもの。出雲の風景を象徴するような新ロゴマークだ。

出雲の地を訪れた際、強く印象に残ったのは、この街を包み込む豊かな山の稜線だったそう。今回のロゴは、その地形的特徴をシンプルな形状へと抽象化したものだという。

山や出雲大社の屋根を想起させるシルエットが文字の一部として機能し、同時に風景の一部として溶け込む。それはホテルという場所が、この土地の歴史や自然と分かちがたく結びついていることを象徴している。

装飾を削ぎ落としたミニマルな構成には、時代に左右されない普遍性と、洗練された心地よさを届けたいという願いを込めたそう。

松山智一氏は、「美術館とは異なり、ホテルのような公共性を持つ空間におけるアートの役割は、単なる空間演出ではなく、人の感覚や意識の流れを生み出すことにあると考えています。

出雲大社をはじめとする豊かな歴史を持つこの土地で、空間を通して過去と現在を見つめ、その先にある未来を感じられるような空気をつくりたい。そのような思いで本プロジェクトに参画しました。

出雲を訪れる方々は“日本らしさ”を求めて来られるのだと思いますが、これからの日本らしさは、よりグローバルな視点の中で捉え直されるべきだと考えています。ART PARK HOTELが、そうした世界に開かれた感覚と、私たちの内にあるDNAの両方を感じていただける特別な場所になることを願っています」とコメントを寄せている。

松山智一氏プロフィール紹介

Photo:FUMIHIKO SUGINO

松山智一氏は、1976年岐阜県生まれ。上智大学卒業後に渡米し、Pratt Instituteを卒業した。現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に、絵画・彫刻・インスタレーションを横断する制作を発表。

近年の主な個展に、「Tomokazu Matsuyama: Morning Sun」(エドワード・ホッパー・ハウス美術館/ニューヨーク州ナイアック、2025年)、「Liberation Back Home」(SCADミュージアム・オブ・アート/ジョージア州サバンナ、2025年)などがある。

作品は国内外の美術館に収蔵され、近年では代表作「You, One Me Erase」がクリスタル・ブリッジズ・アメリカン・アート美術館(アーカンソー州ベントンビル)に収蔵された。

パブリックアートでは、タイムズスクエアアーツ「Morning Again」(ニューヨーク、2026年)、JR新宿東口駅前広場「花尾」(東京、2020年)などを手がけている。

なお、「ART PARK HOTEL」は、利用者を最初に迎える空間から、光や手触り、そしてアートが調和する風景を少しずつ整えていく考えだ。あわせて、到着の安堵を誘うささやかなおもてなしなど、五感にそっと触れるような体験を重ねていくとしている。

出雲を訪れる際は、新たな一歩を踏み出した「ART PARK HOTEL」を利用してみては。

■ART PARK HOTEL
住所:島根県出雲市塩冶有原町2丁目15-1
公式HP: https://artparkhotel-izumo.com

(さえきそうすけ)

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