2026.04.22
香川県香川郡直島町において、2026年4月1日より日本救急システム株式会社(JEMS)による救急搬送業務が開始されました。常備消防が設置されていない自治体における民間委託の救急体制は、香川県内では初の試みとなります。
地域住民と観光客、双方の「安心」を支える新体制
アートの島として国内外から多くの観光客が訪れる直島町。生活の場としての住民の安全確保はもちろん、急増する来島者の急病や怪我への対応が課題となっていました。
JEMSは、これまで宮崎県美郷町や徳島県勝浦町など、へき地・離島における救急医療体制の構築で培った実績を活かし、地域に根ざした救急搬送業務を担います。

JEMSによる業務の特徴
今回の委託により、直島町では以下のような高度な救急体制が運用されます。
119番通報への迅速な対応 自治体所有の救急車にJEMS所属の救急救命士が乗車し、現場へ急行します。
救急救命士による高度な処置 現場および搬送中の車内において、必要な救急救命処置を行いながら、適切な医療機関へと搬送します。
「複数名体制」による安全性確保 医療事故防止と安全性を最優先し、救急救命士複数名による活動を基本としています。
会社概要と実績
日本救急システム(JEMS)は、2015年に日本で初めて民間での救急搬送受託を開始したパイオニア企業です。
今後の展望
JEMSは「一つひとつの出動、一人ひとりの命と暮らしに真摯に向き合う」ことを掲げています。今後は香川県内の医療機関や関係機関とも緊密に連携し、直島の地域特性に最適化された「病院前救急医療体制」の構築を目指すとしています。
アートの聖地・直島に、民間企業の専門知見を取り入れた「新しい救急の形」が定着することが期待されます。
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