ブラジル_B国旗

2023年大会 本大会出場なし2017年大会 本大会出場なし

NPB1人マイナー5人

2013年の「福岡の戦慄」を再現へ…元巨人ビエイラが守護神か

 サッカーW杯で歴代最多5回の優勝を誇るブラジルとあって、野球は国内では明らかにマイナースポーツだ。しかし、WBC初出場となった2013年は、福岡の地で侍ジャパンを相手に8回までリードする衝撃を与えた。この時、4番打者として打線の中心に座っていたのが松元ユウイチ氏(現ヤクルト1軍ヘッドコーチ)である。現在は代表監督として、再びカナリア軍団を率いる立場にある。

 松元監督だけでなく、今大会はかつてないほど“日本色”が色濃い。その象徴的存在が、西武でプレーするボー・タカハシ投手である。ブラジル・サンパウロ出身で、日本人の祖父母を持つ日系三世。2022年から西武で先発、救援の両方を経験し、国際大会では投手陣の軸を担う存在だ。さらに元NPB組も揃う。元巨人のダニエル・ミサキ投手、元広島の仲尾次オスカル投手、元ヤクルト、巨人の金伏ウーゴ投手はいずれも貴重な戦力となる。

 投手陣で最も実績を誇るのが、元巨人の守護神チアゴ・ビエイラだ。2021年にはNPB史上最速となる166キロを計測し、日本球界を驚かせた剛腕。全盛期ほどの勢いはないものの、短期決戦での一発勝負には欠かせない存在である。

 そして異色の存在が、阪神で通訳を務める伊藤ヴィットル氏だ。社会人野球の名門・日本生命でプレー経験を持ち、WBC予選では遊撃手として好守を披露。言語だけでなく、日本野球そのものを体現する選手としてチームを支える。

ズラリとそろった“元NPB軍団”…不気味な存在

 打線のキーマンは、ダンテ・ビシェットJr.内野手。2011年ドラフトでヤンキースから1巡目指名を受けた逸材だ。弟のボー・ビシェットがメジャーのスター街道を歩む一方、ダンテはメジャー昇格に届かなかった。しかしWBC予選では中軸として存在感を示し、代表では確実性を担う打者として期待される。

 戦力だけを見れば、強豪が揃うプールBを勝ち上がるのは容易ではない。しかしそれは、2013年に侍ジャパンと対峙した時も同じだった。「何かやるかもしれない」――。ブラジル代表は今大会も、そんな不気味さを静かに漂わせている。

エクター・ビジャロエル

ゲセブス(ブラジル)

エンゾ・サワヤマ

ヤマハ(日本)

ジョセフ・コントレラス

ブレスト・トリニティ(高校)

ティアゴ・ダ・シルバ

リバス(ニカラグア)

ガブリエル・バルボサ

フィリーズ(2A)

ムリロ・ゴウベア

ファゼンダ(ブラジル)

トマス・ロペス

コロンビア大(NCAA)

ペドロ・レモス

マリナーズ(3A)

ピエトロ・リエンゾ

パイレーツ(DSL)

エリック・パルディーニョ

ラ・グアイラ(ベネズエラ)

金伏ウーゴ

ファゼンダ(ブラジル)

ガブリエル・カルモ

クーガーズ(フランス)

マテウス・シルバ

NBJ(ブラジル)

エンゾ・ハヤシダ

NBJ(ブラジル)

ガブリエル・ゴメス

マリリア(ブラジル)

ダンテ・ビシェット・ジュニア

カフェ・ブロス(メキシコ)

フェリペ・コラギ

MJG(日本)

レオナルド・レジナット

タバスコ(メキシコ)

伊藤ヴィットル

マリリア(ブラジル)

ティアゴ・ニシヤマ

日体大(日本)

ルーカス・ロホ

ファゼンダ(ブラジル)

フェリペ・ミズコシ

ゲセブス(ブラジル)

ガブリエル・マシエル

サセックス(独立)

オズワルド・カルバリョ

ファゼンダ(ブラジル)

ビクター・マスカイ

エルモシヨ(メキシコ)

ルーカス・ラミレス

エンゼルス(A+)

(Full-Count編集部)