長崎市の被爆者が暮らす施設で、餅つき大会が行われました。
一方で、お正月に欠かせない「餅」にも “値上げの波” が押し寄せています。

長崎市の「恵の丘長崎原爆ホーム」別館で16日に開かれた餅つき大会。
入所者も、きねを手に取り餅をつきます。
つきたての餅に、手際よくあんを詰めていくのも入所者です。

(100歳の入所者)
「きょうは楽しかった。子どものころを思い出しました。家でペタンコペタンコってついていたからね。最高」
餅つき大会を担当した「かわち家」。
イベントでの “出張餅つき” のほか、餅の販売も行っていますが…。

(かわち家 河内 隆太郎 代表)
「卸から買っているが、新米になって(30kg単位で)1万円は上がった。もち米の高騰がすごくきつい」
コメの価格高騰は、もち米にも。
かわち家では、今月からの最低賃金の引き上げもあり、新米に切り替えた16日から値上げに踏み切ったそうです。

(かわち家 河内 隆太郎 代表)
「お餅の価格に関しては、いろいろ考えて現状は100円アップ。800円を900円税込みにした。浜町で販売しているが、きょうから値上げ」
「全国餅工業協同組合」によりますと、主食用米に影響を受けてコメ全体の価格が上昇。
原料価格に加え、資材費や人件費も上がり、組合員の中には10月に29%の値上げをしたところもあるほか、大手では今後10%の値上げを予定しているところもあるということです。

餅つきにも令和の米騒動の影響が及んでいますが、入所たちは、年末の風物詩を楽しんでいました。
