【画像を見る】過去J3 降格〜J2昇格の軌跡 今回はどうなる?

運命を分けたのは、終盤5分での出来事でした。

■残留争いでは「有利な立場」だった

直近8試合で勝利がなく、最終戦までJ2残留争いを強いられたロアッソ。試合前の時点では残留圏内の17位、続く18位が富山でした。

鍵となった29日の「ロアッソ熊本vsヴァンフォーレ甲府」「カターレ富山vsブラウブリッツ秋田」の2試合を振り返ります。

ロアッソは、最終戦「熊本vs甲府」で勝てば自力で残留を決めることができ、引き分けでも「富山vs秋田」の試合で富山が3点差をつけて勝利しない限り、残留が決まるという、追われながらも有利な立場でした。

■選んだのは「無理に攻めない」プレー

前半「熊本vs甲府」は0-0で終了、「富山vs秋田」も0-0で終了し、このままいけば、ロアッソは残留できる状況でした。

しかし後半、残り10分になるとベンチも慌ただしくなります。

大木武監督「落ち着けと、自分たちが墓穴を掘る必要はない」

ロアッソは無理に攻めず、時間を使うようなプレーを選択しました。

しかしこの時、「富山vs秋田」の試合が動いていました。

■富山の「4点目」で順位が動いた

後半44分で「富山 3-1 秋田」と、富山がリードします。これでもまだロアッソは得点数で残留できる状況です。

ところが、後半アディショナルタイムで富山が4点目を決め、リードが3点になりました。

これで順位が入れ替わり、ロアッソが降格圏に転落したのです。

この情報が入ったロアッソベンチでは、大木監督が「ゴールに向かえ」というようなジェスチャーをしました。ただこの時、時間は30秒ほどしか残されていませんでした。

最終戦はスコアレスドロー。富山は3点リードのまま試合終了し、得失点差わずか「1点」で、富山のJ2残留が決定しました。

(ロアッソ熊本:-16  カターレ富山:-15)

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