早い所では9月上旬からはじまり、師走の到来と共にまた来年と手を振る和菓子、栗きんとん。栗とお砂糖だけで(お店によっては極僅かな塩も)作られる栗きんとんは、まさにその土地の風土や歴史、人々の逞しき手仕事がガツンと伝わる銘品のひとつ。

儚すぎる旬の味わいを求めていると、そこで新しいお店と出会うこともあるかと思います。

創業時、中津川市は恵那郡中津川町と呼ばれていた名残りから、中津川市のお店ですが恵那と屋号についているのだとか。中津川市、という名称は昭和27年から。創業時、中津川市は恵那郡中津川町と呼ばれていた名残りから、中津川市のお店ですが恵那と屋号についているのだとか。中津川市、という名称は昭和27年から。

栗の聖地とも名高い岐阜県中津川市にて、昭和5年より歴史を紡ぐ「恵那福堂」さん。

JR中津川駅から離れているものの、シーズンには車で訪れる観光客も多く、遠方からのお取り寄せでも人気のお店です。

今回は、恵那福堂さんの「栗きんつば」をご紹介。

栗きんつば栗きんつば

兎にも角にも、口当たりが素晴らしい!
蜜漬けならではのしっとり感がお好きな方には非常におすすめの栗きんつば。

小麦粉の生地がレースのようですね!綺麗小麦粉の生地がレースのようですね!綺麗

雪がちらつき始めた冬の如き繊細な白肌ながらも、スンと立ち昇る小麦粉のふくよかな香ばしさ。

芯まで蜜が染み込んだ栗があちこちに!
ほろっ、と口の中で割れたかと思えば、すぐさま滑らかに広がっていく柔らかさ。ベルベットのように艶やかで、何度も繰り返し触れ合いたくなるような。
それでいて栗の芳しさも鮮明。

一面ずつ生地を塗って焼き上げなくてはならないため、リズム感と正確さが求められます一面ずつ生地を塗って焼き上げなくてはならないため、リズム感と正確さが求められます

また、丹念に炊き上げられた北海道産小豆も粒立ちが整っているものの、中まで蜜をたっぷり抱きかかえ、皮のシャキッとした歯応えが全体のアクセントとなっているかのような仕上がりに。
幾分小ぶりなのに、思い切り頬張りたいと願ってしまうほどです。

秋雨に濡れた地面にはらりと落ちたイチョウのよう秋雨に濡れた地面にはらりと落ちたイチョウのよう

小豆や栗それぞれのソロ、そしてデュエットをどこから食べても一等席で堪能することができるなんて贅沢♪

張りのある小豆の皮と蜜を吸い込んだ内側の差は歴然張りのある小豆の皮と蜜を吸い込んだ内側の差は歴然

また、軽くオーブントースターで温直すと、縁の部分はカリッとクリスピーに。
中の小豆や栗はより一層風味立ちと瑞々しさを増し、同じ商品なのに華やかに。表面がからからっと乾く程度で十分ですので、決して焼きすぎませぬよう。

トースターの場合は網の上に直接乗せるとくっついてしまうので、アルミホイルがあると便利トースターの場合は網の上に直接乗せるとくっついてしまうので、アルミホイルがあると便利

季節ならではの名物と巡り合い、さらに一歩踏み込んでそのお店の定番商品を知り、より一層惹かれていく。

そんな出会いができるように、もっともっと精進したいと思う日々です。

公式サイトには催事出店スケジュールも掲載されています公式サイトには催事出店スケジュールも掲載されています

※冷凍での発送も可能な商品とのことですので、詳細は公式サイトよりご確認くださいませ。

柳谷ナオのおすすめ記事がLINEに届きます!

「和菓子がもっと好きになるような情報」をまとめてお届けするアカウント・柳谷ナオ「和菓子の魅力をご案内」の配信が9月14日からスタート。

毎週日曜日の20時にお届けします。 ぜひ友だち追加してくださいね。

<友だち追加の方法>

■下記リンクをクリックして友だち追加してください

LINEアカウントメディア(外部リンク)

※本リンクは「Yahoo!ニュース エキスパート」との取り組みで特別に設置しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

柳谷ナオ

[右下のリアクションボタンをどれかひとつ、ポチっとしていただけたら励みになります♪]

<恵那福堂>
公式サイト(外部リンク)
岐阜県中津川市中津川913-10
0573-65-7000
8時30分~19時

Share.