英中銀の利下げ予想時期を後ろ倒し=HSBCとドイツ銀

 9月8日、HSBCとドイツ銀行は、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を引き下げる予想時期をそれぞれ後ろ倒しした。写真はイングランド銀行本館。8月4日、ロンドンで撮影(2025年 ロイター/Corey Rudy)

[8日 ロイター] – HSBCとドイツ銀行は8日、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を引き下げる予想時期をそれぞれ後ろ倒しした。高いインフレ率が続いており、金融緩和のタイミングの不確実性が高まっていることが理由だ。

HSBCは、英中銀が2026年4月まで現行の4.00%に据え置くと予想。従来は24年8月以降に四半期ごとに利下げすると予測していた。27年2月までに政策金利が3.00%になると予測している。

ドイツ銀も英中銀が次に利下げする時期について、従来予想していた今年11月から12月へ延期。8月の金融政策委員会(MPC)で政策金利を4.25%から4.00%へ引き下げることを決めた際、賛成5人、反対4人の僅差だったことはMPCの意見の相違を示しており、英中銀のベイリー総裁は今年末まで据え置くことを好むかもしれないとの見方を示した。

ドイツ銀は11月の利下げが完全に選択肢から外れたわけではないものの、労働市場のデータが急激に悪化しない限りは12月の方が有力だと指摘した。

次回のMPCは今月18日に予定されており、市場予想は据え置き。LSEGのデータによると、据え置きの確率が96.75%となっている。

ベイリー氏は今月3日の英議会財務委員会の公聴会で「さらなる措置をいつ、どのくらいのスピードで実施できるのかは現在、かなり不透明感が増している」と語っていた。

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