
今年のW杯優勝はフランス、決勝相手はスペイン−BofAが予測
(ブルームバーグ):6月11日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会は、フランスが決勝でスペインを破り3度目の優勝を手にする。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリストが予測した。
BofAのグローバル・リサーチ部門の65人を対象に実施した調査によると、フランス代表のストライカー、キリアン・エムバペが得点王となり、スペイン代表のラミン・ヤマルが大会最優秀選手に選ばれる見通しだ。日本とノルウェー、モロッコは番狂わせを起こす候補として名前が最も挙がった。
今年のW杯は史上最も収益性の高い大会になる見込みだ。BofAは、主催者の国際サッカー連盟(FIFA)の予算報告書を引用し、2023年から26年の4年間の総収入が110億ドル(約1兆7200億円)に達すると予想した。これは、前回2022年のカタール大会までの4年間で得た76億ドルから約50%増となる。FIFAと世界貿易機関(WTO)の推計によれば、この大会は世界の国内総生産(GDP)を最大409億ドル押し上げる可能性がある。
銀行は、さまざまなモデルを用いてW杯のようなスポーツイベントの結果を予測するが、成績はばらつきがある。2022年大会には英証券会社パンミュア・リベラムがアルゼンチンの優勝を的中させたものの、決勝の対戦相手に予想したのは、フランスではなくイングランドだった。また、2018年大会ではゴールドマン・サックス・グループがデータマイニングや機械学習、計量経済学を駆使して100万回のシミュレーションを実施したが、結果は全く当たらなかった。
同大会のフランスの優勝を的中させたのは、予想を行った金融機関6社の中で野村ホールディングスだけだった。野村は選手の価値やチームの勢い、過去の成績などを基に予想した。それでも、ベスト4の残りのチームについてはすべて外していた。
今年のW杯は過去最多の48カ国が計104試合を戦うため、予測はさらに難しくなる可能性がある。BofAが「史上最大のスポーツイベント」と呼ぶ大会は6月11日から7月19日にかけて、米国、メキシコ、カナダの16都市で行われ、約650万人のファンが観戦すると見込まれている。
TBS CROSS DIG with Bloomberg
原題:Mbappé Will Power France to World Cup Gold Over Spain, BofA Says
(抜粋)
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