
富山地方鉄道の担当者の説明を聞く市議ら=滑川市の中滑川複合施設メリカで
滑川、黒部、魚津の3市の市議による研修交流会が21日、滑川市田中新町の中滑川複合施設メリカであった。テーマは行政の支援がない場合一部区間の廃止を進めている富山地方鉄道についてで、同社の担当者が現状を説明した。
富山地鉄は長瀬賢一企画部長らが出席。担当者は全国の地域鉄道が人件費や車両の維持費が高騰したことなどで収支悪化していると説明。同社は運転のワンマン化や無人駅化などコスト削減に取り組んでいるが、鉄道事業で1993年度からの累積赤字は約61億円に上り「地方の会社で抱えきれない。限界が近づいている」とした。
一部ダイヤにおいて行政との協働運行を県に求めたことを説明した上で「鉄道線はつながっていることに意味がある。鉄道維持には地域の皆さまとの連携が不可欠」と話した。
研修交流会は3市が異なるテーマで毎年開催している。今回は富山地鉄に関わるテーマのため、3市の市議に上市町議も加わり、計51人が参加した。(長谷川竜也)
